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アルパイン、スマホアプリを大画面で操作できるカーオーディオ

DAF11Z

アルプスアルパインは、Apple CarPlay、Android Autoに対応したディスプレイオーディオ「フローティングビッグDA」2機種を12月下旬より発売する。価格は各オープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は、ディスプレイが11型の「DAF11Z」が10万円前後、9型の「DAF9Z」が9万円前後。2022年春には7型の「DA7Z」(6万円前後)も発売する。

Apple CarPlay、Android Autoに対応し、スマホアプリの音楽再生や地図・ルート案内、メッセージの送受信などが大画面で行なえるカーオーディオ。Apple CarPlayはワイヤレスで接続可能。Android AutoはUSB接続となっている。

DAF9Z
DA7Z

ビッグXシリーズの高音質サウンドを継承し、独自開発の高級オーディオパーツや回路設計を採用。ハイレゾ対応のハイクオリティなサウンドに加え、グラフィカル・ユーザー・インターフェースの「サウンドホーム」を搭載した。

サウンドホームでは、低音域を5つのタイプでレベル調整できるBass Engine SQや周波数ごとに細かな調整が可能なパラメトリックイコライザー、音の到達時間を変えることで最適な音場を創りだすタイムコレクションなどの機能を使ってサウンド調整ができる。

サウンドホームの画面

ディスプレイには3機種共通でWXGA液晶を採用。映像を美しく再生でき、地図アプリも見やすく表示するという。11型、9型は幅広い車種に装着可能なフローティング構造を採用。7型は2DINサイズに装着できる。

HDMI入力を備え、スマホに接続すればミラーリングも可能。HDMI出力も備えており、後席モニターに映像を出力して楽しむこともできる。アンプ接続用の4Vプリアウトやカメラ入力、USB端子2系統(1系統は充電用)、アナログ入力も搭載し、別売のシステムアップ製品と連携できる。そのほか、GPS、FM/AMチューナーも備える。

Bluetooth 4.2準拠で、プロファイルはHFP/OPP/PBAP/SPP/A2DP/AVRCPをサポート。Wi-FiはIEEE 802.11 b/g/nに対応する。

出力は50W×4。最大消費電流は15A。重量はDAF11Zが2.6kg、DAF9Zが2.3kg、DA7Zが1.4kg。