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ケンウッド、HDMI入力搭載“彩速ナビ”4機種
2022年3月3日 14:00
JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、AVナビゲーションシステムの2022年モデルとして、“彩速ナビ”「MDV-S809F(8V型フローティングモデル)」「MDV-S809L(8V型インダッシュモデル)」「MDV-S709W(7V型200mmワイドモデル)」「MDV-S709」(7V型)の計4モデルを3月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はMDV-S809F/S809Lが100,000円前後、MDV-S709W/S709が80,000円前後。
新たに2DINサイズに取付可能な大画面8V型のフローティングモデルをラインナップ。小型車やコンパクトカーユーザーに最適という。これら4モデルは同じく3月下旬発売のルームミラー型ドライブレコーダー「DRV-EMN5700」と連携できる。
全機種で新たにHDMI入力端子を装備。スマートフォンやデジタルカメラ、ビデオカメラを接続し、さまざまな映像をナビの大画面で楽しめる。端子形状はTYPE-Dで、外部機器を接続するには別売りのHDMIインターフェースケーブル「KNA-20HC」が必要。
FLACやWAV(192kHz/24bit)のハイレゾ音源フォーマットに対応。CDや圧縮フォーマットなどのデジタル音源に“高周波数帯域拡張”、“微小信号拡張処理”を行ない、オリジナルマスターと同等のクオリティに近づける独自の高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」も搭載している。
オーディオ部の最大出力は50W×4、定格出力は29W×4(4Ω、1kHz、10% THD)、スピーカーインピーダンスは4~8Ω。
車内の各スピーカーから出る音のタイミングを調整し、最適な音質を実現する「リスニングポジション調整」や、リスナーの正面にアーティストがいて、その場で演奏しているかのように音場を設定できる「フロントフォーカス調整」など、各種サウンドチューニング機能、運転席以外の人の眠りを妨げずに音楽を楽しめる「パッセンジャースリープ」、低音補正を3段階で調整できる「ミュージックバスブースト」、地上デジタル放送やラジオで人の声を聞き取りやすくする「クリアボイス」などの各種オーディオ効果を搭載している。
広いエリアで、クリアな地上波デジタル放送が楽しめる「高感度地デジチューナー」を搭載するほか、Bluetoothレシーバーも内蔵し、ワイヤレスでiPhoneなどの音楽再生が可能。DVD再生機能では映画DVDはもちろん、地上波デジタル放送番組の録画ディスクも再生できる。対応BluetoothコーデックはSBCとAAC。
USBデバイスやSDカードに保存した音楽・動画を再生できるほかCDを最大4倍速で内蔵メモリ、SDカードに録音する機能や、ワイドFM機能も備えた。USBデバイスの接続には別売りの「KNA-22USB」が必要。
ディスプレイは、MDV-S809F/S809Lが8型ワイド、MDV-709W/S709が7型ワイドで、全機種ともVGAパネルを採用。タッチパネル方式は、MDV-S809F/S809Lが静電容量式、MDV-709W/S709が抵抗膜式。
外形寸法と重さは、次のとおり。
- MDV-S809F 178×158×100mm(幅×奥行き×高さ) 2.2kg
- MDV-S809L 197×182×125mm(幅×奥行き×高さ) 2.4kg
- MDV-709W 206×174×104mm(幅×奥行き×高さ) 2.3kg
- MDV-S709 180×183×100mm(幅×奥行き×高さ) 2.2kg
デジタルルームミラー型ドラレコ「DRV-EMN5700」
4モデルと連携できるデジタルルームミラー型ドラレコ「DRV-EMN5700」は11型のIPS液晶を採用したモデル。3月下旬発売で、価格はオープンプライス、店頭予想価格は55,000円前後。
本体のリアカメラで撮影する映像をリアルタイムに高画質な11型IPS液晶ディスプレイに映し出せるため、荷物や車体などで生じる死角が少なく、より広い視界で後方確認ができる。
ナビ本体の高精度自車位置情報を活用した測位記録ができる。ナビ画面のタッチ操作による各種映像表示にも対応し、ナビの大画面で録画映像を確認可能。
前後2カメラとも暗視撮影に強い高感度CMOSセンサー「STARVIS」を搭載し、夜間やトンネル内での暗いシーンでも明るく鮮明な撮影に対応した。
外形寸法はメインユニットが290.2×26.1×94.2mm(幅×奥行き×高さ)、後方撮影用カメラが73.3×39.9×26.8mm(幅×奥行き×高さ)。重さはメインユニットがmicroSDHCカードを含めて486g、後方撮影用カメラが32g。