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JBL、最小でBluetooth接続もできるアクティブモニター「4305P」
2022年1月6日 08:30
米Harman Internationalは現地時間の1月4日、JBLブランドよりハイレゾ対応DACを内蔵した小型アクティブスピーカー「JBL 4305P」を発表した。2022年第1四半期に発売予定で、価格は2,200ドル。
JBLのスタジオモニターシリーズのなかで、もっともコンパクトなモデルながら、同ブランドのテクノロジーを駆使し、「大型のフロアスタンディングスピーカーを聴いているかのような迫力あるサウンドを実現した」とする。
ユニットには1インチの「2410H-2」とHigh Definition Imaging(HDI)ホーン、5.25インチのコーンウーファーを搭載。クラスDアンプを内蔵し、各ドライバーに25W、各ウーファーに125Wを供給する。
総合出力は300Wrmsで、192kHz/24bitのハイレゾDACを搭載。Roon Ready認定を取得しており、MQAファイルのレンダリングもできる。USBや光デジタル、3.5mmアナログなど、6系統の入力を備え、さまざまなデジタル/アナログオーディオソースを接続できる。1/4インチTRSフォノ/XLR端子と入力感度切替スイッチ付きアナログ入力を装備し、バランスまたはアンバランス信号の入力にも対応する。
スピーカーの設置方法や配置などによる音響的な違いを補正するための低音コントロールや、外付けパワードサブウーファーに接続するための出力端子も用意された。
ネットワーク機能も備えており、有線接続のほか、Google Chromecast Built-in、Apple AirPlay 2、Bluetoothといった無線接続もできる。
好みの配置に合わせてL/Rを選択できるプライマリーラウドスピーカーとセカンダリーラウドスピーカーで構成されており、プライマリー側にはボリューム、ミュート、入力選択、Bluetoothペアリング用のコントローラーとリアパネルに入力を装備。Google HomeもしくはApple AirPlay経由での操作にも対応する。
プライマリースピーカーとセカンダリースピーカーをワイヤレスで接続する場合は、最大96kHzで再生が可能。付属の2mデジタルリンクケーブルを使用した場合は最大192kHzで再生できる。
購入者にはハイレゾストリーミングサービス「Qobuz」の90日間トライアルと、4305Pの音質を楽しめるプレイリストが同梱される。