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HiBy、DAC内蔵小型ヘッドフォンアンプ「FC5」と「FD3」

HiBy FC5

飯田ピアノは、HiByの新製品としてDAC内蔵の小型アンプ2機種を1月28日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は「FC5」が19,800円前後、「FD3」が18,700円前後。

HiBy FD3

HiBy FC5

HiBy FC5

DACチップに「ES9281pro」を採用し、ヘッドフォンアンプに「ES9603Q」をデュアルで搭載した小型DAC/アンプ。外形寸法は58×22×12mmで、重量は22.5g。USB入力端子は、USB-Cを採用する。ヘッドフォン出力は4.4mmのバランス。出力は125mW×2(32Ω)と高出力を実現している。

ES9281proはハードウェアによるMQAのデコード機能を内蔵。HiByMusicやTIDALなどの対応MQAプレーヤーソフトと連携したMQA展開も可能。プレーヤーソフトが最初の2倍の展開を行ない、FC5がさらに4倍展開をレンダリングすることで、合計8倍の展開を実現している。

DACとしては、PCMで最大384kHz/32bit、DSD 128(5.6MHz)までのネイティブ再生が可能。スマートフォンやPCと接続することで高音質を簡単かつコンパクトに実現できる。

筐体のシャーシはオールアルミ。ガラスのカバーも組み合わせている。RGBインジケーターライトを備え、再生中楽曲のサンプルレート/フォーマットに応じて色が変化する。ハードウェアボリュームボタン30段階。

HiBy FD3

HiBy FD3

外形寸法61.5×61.5×12.1mm、重量73gのコンパクトなDACアンプ。DACチップは「ES9038Q2M」をデュアルで搭載。PCM 768kHz/32bit、DSD 512(22.4MHz)までのネイティブ再生が可能。USB入力端子はUSB-C。MacやWindows 10(build 1703)と接続した場合は、ドライバー不要でDSDのデコードも可能。バスパワーで動作する。

イヤフォン出力として3.5mmのシングルエンド、2.5mmのバランス、4.4mmのバランスを各1系統装備。ヘッドフォンアンプ部には「ES9603Q」をデュアルで採用。4.4mmバランス時の出力は138mW。

「HiByMusic」アプリのHQ USBオーディオアクセスモードとシームレスに連携でき、「スマートフォンが一瞬にしてHiFiデジタルオーディオプレーヤーに変身する」という。

ハードウェアボリューム調整ボタンを備え、30段階の調整が可能。筐体はアルミニウム合金。USB-A to Cケーブル、USB-C to Cケーブル(ストレート)、USB-C to Cケーブル(L字型)を同梱する。