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Shanlingの据え置きデスクトップ・ミュージックセンターに新色ブラック

据置オーディオプレーヤー「EM5」

MUSINは、Shanlingの据置オーディオプレーヤー「EM5」に、新色ブラックを追加し、2月11日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は105,600円前後。既存のシルバーと合わせて2色展開となる。

本体天面にタッチスクリーンを備える

USB-DAC、ヘッドフォンアンプとしても利用できるオーディオプレーヤー。本体上面にタッチディスプレイを備え、各種操作が行なえる。専用アプリ「Eddict Player」を使えば、本体を操作せず、スマートフォンから全ての機能をリモートでコントロールできる。

DACチップにはAKM製の「AK4493EQ」を採用。768kHz/32bitまでのPCMと、22.4MHzまでのDSDネイティブ再生に対応するほか、8倍までのMQAデコードにも対応する。

Wi-Fiは2.4GHzと5GHzに対応。Bluetooth 4.2準拠で、対応コーデックは送受信でSBC/LDAC、送信のみLHDC/aptX HD/aptXをサポートする。

入力端子は同軸デジタルと、光デジタル、USB-DAC対応のUSBを備え、出力は同軸デジタルと、光デジタル、アナログRCA、XLRバランスを備える。また、ヘッドフォン出力として、標準6.35mm、4.4mmバランス、XLRバランスを装備。4段階のゲイン設定を行なえる。さらに、最大2TBまで対応するmicroSDカードスロットも装備する。

デスクトップマシン用にカスタマイズされたAndroid OSを採用。スタンドアローンのオーディオシステムとして動作し、ユーザーの音楽ライブラリや各種ストリーミング配信サービスの音源を手軽に再生できる。Androidのサンプリングレートコンバーターを回避して、音質劣化を防ぐ「AGLO テクノロジー」も採用している。

他の製品で培った設計技術を基に、新しく4chフルバランス・アンプ回路を採用。「低歪」、「信号の完全なコントロール」、「パワフルな出力」を実現したとする。

自社開発の「CPAF -ローパスフィルタリング・テクノロジー」も搭載。全周波数帯にわたって一貫した位相を保つという。また、回路の各チャンネルには低歪で高スルーレートなTI製「TPA6120A2」オペアンプを使用している。

KDS製「低位相雑音水晶発振器」と、FPGAが実行するShanling自社開発のアルゴリズムによって、正確なクロック信号を生成し、ジッターを低減。誤差0.1%の高精度薄膜抵抗器も採用し、高精度・低歪みで耐久性も必要な部分には、パナソニック製のポリマータンタルコンデンサを使用した。外形寸法は188×55×238mm。