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動画視聴に最適な小型・軽量スマートグラス「Nreal Air」。3月発売
2022年2月14日 15:43
日本Nrealは、目の前に130インチ相当のバーチャルスクリーンを投影できるスマートグラス「Nreal Air」を3月4日より発売する。KDDIおよびNTTドコモの店舗やオンラインショップで販売。価格は49,800円。
対応スマートフォンなどと組み合わせて使用する、動画視聴に最適化したスマートグラス。Nreal(旧モデル)のスプリットデザインを踏襲し、サングラス並みの軽量ボディ(約79g)と、折りたたむとポケットに収まる小型サイズ(148×52×60mm:幅×奥行き×高さ)が特徴。
一般的なVRグラスの約2倍というシャープさを実現。繊細で光沢のある画質を備え、4mで130インチ、6mで201インチ相当の巨大スクリーン映像(ARグラス越し)を楽しむことができる。ディスプレイはOLEDで、解像度(両眼)は1,920×1,080×2。視野角は約46度。デバイスとの接続は、USB-Cケーブル(DisplayPort Alternate Mode)を使用する。
サウンド面では、ウルトラリニアスピーカーと大型サウンドチャンバー(音響空間)を搭載。低音強調アルゴリズムとノイズキャンセリングにより、「まるで仮想の専用IMAXシアターにいるかのように、エンターテインメントの臨場感を高める」という。
独自の3Dインタラクティブアプリケーション「Nebula」により、ユーザーは簡単に複数の仮想画面を同時に立ち上げることが可能。映画、スポーツ、ニュース、SNSなど、お気に入りのコンテンツを見逃す心配がなく、3D映像空間上でマルチ視聴することができる。
本体は、できるだけ多くのヘッドサイズに対応するため、最大40度の柔軟性を実現したスプリングヒンジシステムを採用。ユーザーにとって最適な視野角が確保できる3段階のテンプル傾斜角調整システムなど、人間工学に基づいた機能を搭載した。
国際的な独立第三者検査・認証機関であるテュフラインランドにて、ハードウェアレベルの「低ブルーライト・フリッカーフリー」認証を取得。
Nreal Airは低ブルーライト要件を満たしており、マイクロOLEDスクリーンが発するブルーライトスペクトル中の高エネルギー可視ブルーライトの割合は31%、sRGB色域カバー率99.5%を実現。「ブルーライトが視覚に与える潜在的な影響を効果的に軽減しながら、画面の色をsRGBの全色域でほぼ完全に表現することができる。また、ストロボを使用しないため、画面のちらつきによる視覚疲労を軽減することができる」という。
グラス収納ケース、ノーズピース3種、視力補正用レンズフレーム、USB-Cケーブル、ライトシールド、クリーニングクロスなどを付属する。
なお対応スマートフォン以外でもミラーリング機能を使用可能にする小型の無線ドングル「Nreal Streaming Box」も同時発売する。価格は9,900円。