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MYTEK、ES9038Q2M搭載で電源強化した「Liberty DAC II」

MYTEKの小型DAC「Liberty DAC II」

エミライは、MYTEKの小型DAC「Liberty DAC II」を3月11日に発売する。DACチップに「ES9038Q2M」を採用。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は214,500円前後。

小型ながらフルスペックのUSB再生に対応したLiberty DACの後継モデル。フラッグシップクラスのDACチップ「ES9038Q2M」を搭載し、最大PCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHzの再生に対応する。

MQAフルデコードが可能な認証済みのMQAハードウェアデコーダーを搭載。USB入力だけでなく、同軸デジタル入力、光デジタル入力、AES/EBU入力端子経由でのMQAデコードも可能。CDプレーヤー、CDトランスポートでMQA-CDを再生し、デジタル接続することでMQA-CDのクオリティを完全に引き出せるという。

入力端子はUSB B端子×1、RCA同軸×2、光デジタル×1、AES/EBU×1。出力端子はXLRバランス×1、RCAアンバランス×1、6.3mmヘッドフォン×1。ヘッドフォンアンプ出力は300mA。

低ジッター性能を誇る水晶発振器をマスタークロックとして採用。内部ジッター10ピコ秒という極めて低いジッター値を実現するデバイスを使い、D/A変換時の時間軸上の揺らぎを低減した。

これまでフラッグシップのManhattanシリーズでのみ採用されてきたトロイダルトランス電源を採用。大きく余裕を持たせた60W供給可能なリニア電源で、インピーダンスが低く、過渡特性に優れているため、「タイトな低音と、安定したサウンドステージの両方を実現できる」という。

外形寸法は225×140×44mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2kg。

トロイダルトランス電源を採用