Disney+に広告付きプラン導入へ。米国で'22年後半から

米The Walt Disney Companyは現地時間の3月4日、動画配信サービス「Disney+」に広告付きプランを導入する計画を明らかにした。アメリカでは2022年後半に導入し、2023年には全世界へ拡大する。具体的な利用料や導入時期などは、後日改めて案内される。

広告付きプラン導入は、同社の長期目標である加入者数2億3,000万～6,000万人達成に向けて必要な施策と位置づける。同社はHuluやESPN+などで、すでに広告付きストリーミングサービスを展開しており、そこで培ったイノベーションをDisney+にも導入するという。

ディズニー・メディア＆エンターテイメント・ディストリビューションのチェアマン、Kareem Daniel氏は「Disney+をより低価格にして、多くの人々が利用できるようにすることは、消費者、広告主、作り手のすべてにとって利益になる。より多くの消費者が我々の素晴らしいコンテンツにアクセスできるようになり、広告主はより多くのユーザーにリーチできる。そして作り手は、より多くのファンや家族と作品を共有できるようになる」とコメントしている。