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PS5、数カ月以内にHDMI 2.1の可変リフレッシュレート対応

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PlayStation 5、PlayStation 4の最新システムソフトウェアアップデートを24日に実施すると発表。さらに、今後数カ月以内にリリースを予定しているHDMI 2.1対応テレビ、およびPC用モニターにおけるPS5のVRR(可変リフレッシュレート)対応についても発表した。

今後対応予定:PS5のVRR(可変リフレッシュレート)対応

今後数カ月以内に、PS5でVRR(可変リフレッシュレート)への対応を予定。VRRはHDMI 2.1対応のテレビやPCモニターにおいて、ディスプレイのリフレッシュレートをPS5本体のグラフィック出力に合わせてリアルタイムで同期する機能。

これによりフレームペーシングの問題や、画面のちらつきなどを最小化、または排除し、「PS5のタイトルのビジュアルパフォーマンスを向上できる」という。

また、「画面が瞬時にレンダリングされ、グラフィックはより鮮明に、入力遅延は減少することにより、多くのPS5のタイトルにおいてゲームプレイがよりスムーズに感じられるようになる」とのこと。これまでに発売されたPS5のタイトルも、今後のゲームパッチによってVRRに対応でき、今後発売されるタイトルは発売当初からVRRに対応することが可能になる。

さらに追加オプションとして、VRRに対応していないPS5のタイトルにもVRRを適用することが可能。この機能により、一部のゲームでは映像品質が向上する場合があるという。

もしVRRを適用したことで予期しない視覚効果が生じた際には、オプションを無効にすることも可能。VRR、および上記の追加オプションは、どちらもON/OFFが切り替えられる。

VRR対応による効果は、使っているテレビやタイトルによって異なる場合がある。この機能のリリースが近くなったタイミングで、「ゲームパッチによってVRRに対応するタイトルなどのより詳細な情報をお伝えしていく」とのこと。

3月24日提供システムソフトウェアの情報

24日に提供するシステムソフトウェアでは、PS5/PS4にてオープンパーティーとプライベートパーティーの作成や参加ができる機能を追加。PS5ではさらに、ゲームベースとトロフィーカードのUIを改善し、ヘッドフォンのモノラル音声などのアクセシビリティ機能を実装する。

コントロールセンターに新しく追加する「使いこなしのヒント」のカードを見ると、PS5でゲームプリセットを設定する方法や、ゲーム中にビデオやアプリを画面にピン留めする方法、フレンドにゲーム画面をシェアする方法など、PS5の機能を活用するためのヒントが確認できるようになる。

PlayStation AppとPSリモートプレイも改善。24日より、PS Appからオープンパーティーおよびプライベートパーティーを作成し、パーティーに参加できる機能を順次実装。PS AppのゲームベースのUIを刷新し、PS5と同様にフレンド機能、パーティー機能、メッセージ機能へ簡単にアクセスできるようになる。

PSリモートプレイをモバイル端末から利用する場合は、スマートフォンの設定に基づいたダークモードが適用可能になる。また、iOSとAndroidの両方で音声読み上げ機能に新しい言語として、ポルトガル語(ブラジル)、ポルトガル語(ポルトガル)、フィンランド語、スウェーデン語、トルコ語、ギリシャ語、タイ語、繁体字中国語、簡体字中国語を追加する。