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ポッドキャスト用の小型AIオーディオミキサー、ATEN「MicLIVE」
2022年3月29日 08:15
ATENジャパンは、ポッドキャストやミュージックイベントのライブ配信に特化したというコンパクトなAI搭載型オーディオミキサー「MicLIVE UC8000」を発売した。価格はオープンプライス。直販サイトでの価格は28,710円。
外形寸法130.5×180.9×62.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量420gの筐体に、ボイスエフェクト機能、AI Smart EQ、カスタマイズができるジングル・SEパッド、自動ダッキングなどを集約。「1人でも簡単かつ効率的に、プロレベルのオーディオコンテンツ配信ができる」という。
USBオーディオインターフェース、ボーカルエフェクター、サウンドエフェクトパッドを一体化しており、「AI Smart-EQ」のオーディオ補正機能により、EQ調整を自動化。マイクの音質も最適化してくれるので、「誰でも簡単かつリアルタイムで高品質な録音が可能」という。
音声入力の処理から効果音の呼び出しまで、複雑な音響オペレーションを数回のタップで簡略化。AI Smart-EQボタンをワンプッシュすると、「通常プロの手で行なわれるようなチューニングを施し、品質の高いサウンドを作り出せる」という。ボイスエフェクトで音を調整し、効果音を呼び出して、配信音声を豊かにできる。
2つのコンボジャック(XLRキャノン/6.3mm標準ステレオ)入力、ファンタム電源、スタジオグレードのプリアンプも搭載。コンデンサーマイクなどが接続でき、24bit/96kHzの再生・録音が可能。2系統のヘッドフォン出力も備え、2人でのモニタリングが可能。それぞれに専用のボリューム・コントロールを搭載。3.5mm4極入力も用意し、スマホなどからの遠隔通話やBGMの再生も可能。
ボイスエフェクト機能を備え、ユーザーの声をパーソナライズし、最適化。ピッチ、リバーブ、男声、女声エフェクトを切り替え、シーンに応じてコントローラーを回して、ボーカルのトーンを調整できる。
カスタマイズ可能な8つのジングルパッドを使い、リアルタイムに効果音を呼び出せる。各入力からパッドに直接録音したり、コンピューターアプリ(OnAir Audio App)から音声とパッドの色を割り当てられる。
USB 5Vで駆動するため、USBバスパワーでの使用に加え、モバイルバッテリーを使っての駆動も可能。アプリの「MicLIVE App」を使い、コンプレッサー、イコライザー、エコー、フィルター、ピッチ、リバーブなどのDSPパラメーターをさらにコントロールすることも可能。