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BoCo、装着感や音質など7要素が進化した骨伝導完全ワイヤレス
2022年4月22日 16:12
耳を塞がずに音楽を聴ける骨伝導イヤフォンを手掛けるBoCoは、従来モデルからつけ心地、耐久性、音質、通話品質、稼働時間、充電速度、操作性の7要素を進化させた完全ワイヤレス骨伝導イヤフォン「PEACE SS-1」の先行販売を、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で開始した。価格は5%オフのスタンダード割適用で18,600円。500台限定で23%オフの15,300円となる超速割や、300個限定で2台セットを25%オフの29,600円で購入できるペア超速割なども用意する。
多数の骨伝導発明特許を基に東京の自社工場で量産化した「純骨伝導振動子技術」の最新世代を搭載し、より良い音質に進化した耳を塞がないイヤーカフ型の「Bone Phone」に位置づける。
独自の測定技術で測定した振動周波数帯域は4Hz~40kHzで、他社の骨伝導イヤフォンとくらべて「全く別次元と言っていいほど広い帯域を実現した」という。
空気伝導イヤフォンや一般的な骨伝導振動子に比べてインパルス応答の収束が早いため、入力波形に対する動的分解能が高く、音源に忠実な再生が可能。この優れたインパルス応答特性をベースに独自のオーディオ制御技術を加えることで、よりながら聴きに適した音質を実現したとしている。
前モデル「PEACE TW-1」と同じく、耳たぶを挟むように装着する独自のイヤーカフ構造は、さまざまな耳の形に対応できるように、美しく滑らかな曲線に進化。振動子と本体をつなぐアーチ部分はチタン芯材との一体成型構造となり、優れた耐久性と曲げても壊れにくい構造を両立した。
振動部の構造も見直され、耳への圧迫感が減り、長時間の装着時も快適に使用できるという。また、空気伝導式完全ワイヤレスイヤフォンの弱点である落としやすさも、この独自のカフ構造で克服したとのこと。
イヤーカフ型のため、テレワークやスポーツ、移動中など、すべての場面でながら聴きしながら作業が可能。完全ワイヤレスのため、煩わしいネックバンドを気にせず、どんなヘアスタイルでも快適に装着できる。IPX7の防水仕様でトレーニング中の汗や突然の降雨にも対応する。
BluetoothチップにはQualcommの「QCC3040」を搭載。通話時に最高レベルのノイズキャンセリング機能を駆使し、音声を最適化する。Bluetooth 5.2準拠で、コーデックはSBCに加え、aptXもサポートする。対応プロファイルはHFP、HSP、A2DP、AVRCP。
連続再生時間は「TW-1」より約3時間長い約8時間。ケースとの併用時は前モデルから2倍の最大約24時間の再生ができる。充電端子はUSB Type-C。イヤフォンには誤動作を防止するため、タッチ式ではなく感圧式ボタンを採用。シンプルかつ簡単な操作で扱いやすさを向上させた。音楽の再生/停止やボリュームアップ/ダウン、曲送り/曲戻し、着信応答といった操作をイヤフォン本体で行なえる。
外形寸法はイヤフォンが約26×30×30mm、クレードルが約40×76×43mm。重さはイヤフォン片耳約7g、クレードル約54g。本体カラーはブラックとホワイトの2色。