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アイワ・ショルダースピーカー秘話も読める、JASジャーナル'22年春号

ショルダースピーカー「ButterflyAudio」

日本オーディオ協会は、オーディオビジュアル関連のニュースや新技術、協会会員による投稿などを掲載した「JASジャーナル」の2022年春号(Vol.62 No.2)を公開。「バーチャル空間における空間オーディオSDK」や、アイワが手掛けたショルダースピーカー「ButterflyAudio」開発秘話などが読める。

「バーチャル空間における空間オーディオSDK」は、HTC NIPPONの児島全克代表取締役社長が執筆。話題の“メタバース”で、映像だけでなく需要となる“音”の伝搬について、物理法則をプログラミングできなくても、簡単にリアルな音を再現できるSDKについて紹介。「高次アンビソニックス」(HOA)や、「頭部伝達関数」(HRTF)、「オクルージョン効果」など、SKDの特徴を解説している。

ショルダースピーカー「ButterflyAudio」は、アイワが開発したもので、耳や頭部を圧迫しない開放的なリスニングスタイルで、迫力のあるサウンドが楽しめるのが特徴。アイワジャパン商品本部の小野智紀氏が、“肩掛けスピーカー”の人気を踏まえ、そこからもっと積極的に音を楽しむため、迫力ある重低音と立体感を実現するため、ButterflyAudioを企画した経緯を説明。

活用方法を解説しているほか、一般販売に先駆けて実施したクラウドファンディングで、大きな反響があった事や、購入したユーザーから多くの感想が寄せられた事などを紹介している。