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キヤノン、小型・軽量で約13万円のミラーレス「EOS R10」
2022年5月24日 16:26
キヤノンは、小型・軽量ボディーに「EOS Rシステム」の高い性能を凝縮し、本格的な静止画・動画撮影をより手軽に楽しめるというAPS-Cのミラーレスカメラ「EOS R10」を7月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格はボディ単体が128,480円、RF-S18-45 IS STMレンズキットが143,880円、RF-S18-150 IS STMレンズキットが176,880円。
キヤノンRFマウントのミラーレスで、EOS Rシステムで最も軽く小さいカメラとなる。バッテリーパックとSDカードを含めて、重量は約429g。「いつでもどこでも気軽に持ち歩ける本格カメラ」としている。
新開発の有効画素数約2,420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC X」を搭載。メカシャッター/電子先幕による撮影時は、AF/AE追従で最高約15コマ/秒、電子シャッターによる撮影時はAF/AE追従で最高約23コマ/秒の高速連写が可能。
「EOS R3」のAF被写体検出技術を継承し、人物、動物(犬・猫・鳥)、乗り物(モータースポーツにおける車・バイク)の動きが速いシーンにおいて快適な撮影が可能という。AFには「デュアルピクセルCMOS AF II」を使っている。
動画撮影では、実質6Kの画質で記録し、4Kにリサイズする「6Kオーバーサンプリングプロセッシング」を採用。従来機種の4K映像に比べ、色再現性に優れ、ディテールまで鮮明な映像を記録できるという。
CMOSセンサーの高速読み出しにより、4K/60pの撮影が可能。フルHD撮影では、120pのハイフレーム動画も撮影できる。4Kで撮影した動画から、好きな1フレームを高画質な静止画として切り出す機能や、タイムラプス動画撮影機能も搭載する。
外形寸法は122.5×83.4×87.8mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は本体のみで約382g。