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キヤノン、“気軽に親しめるエントリー”ミラーレス「EOS R50」
2023年2月8日 15:20
キヤノンは、ミラーレスカメラ「EOS R」シリーズ最小・最軽量のボディで、カメラ初心者でも簡単・便利に写真・動画撮影ができるというAPS-Cミラーレスカメラ「EOS R50」を3月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格はボディ単体で111,100円。予約は2月10日10時から受け付ける。筐体カラーはブラックとホワイト。
あわせてRF-S18-45 IS STMレンズキットと、ダブルズームキットも、それぞれ3月下旬に発売。価格はオープンプライス、直販価格はそれぞれ126,500円前後、156,200円前後。
上位機種から継承した高度な撮影機能を、コンパクトなボディに凝縮した「気軽に親しめるエントリーモデル」と位置づける。キヤノンRFマウントのミラーレスカメラで、バッテリーパック(LP-E17)とSDカードを含めた重さは、ブラックが約375g、ホワイトが約376gで、EOS Rシリーズ最小・最軽量を謳う。外形寸法は116.3×68.8×85.5mm(幅×奥行き×高さ)。
動画撮影機能も充実させており、クロップなしの6Kオーバーサンプリングによる高画質な4K動画撮影を実現。動画撮影時にカメラからの距離が一番近い被写体にピントを合わせる「レビュー用動画モード」、手持ち中に5軸方向のブレ(縦回転軸、水平回転軸、回転軸、左右、上下)を電子ISで補正する「手ブレ補正動画モード」、画面の傾きを自動補正する「自動水平補正モード」を搭載した。
対応レンズでは、動画撮影時のフォーカス操作による画角変動を自動的に補正する、フォーカスブリージング補正機能も利用できる。
有効画素数最大約2,420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC X」を搭載する。電子シャッターによる撮影時は、AF/AE追従で最高約15コマ/秒、電子先幕による撮影時は、AF/AE追従で最高約12コマ/秒の高速連写を実現した。
カメラ初心者でもシーンに適した撮影が簡単にできる全自動モード「シーンインテリジェントオート」の機能を強化したほか、上位機種である「EOS R10」のAF被写体検出技術を継承し、人物、動物(犬・猫・鳥)、乗り物(モータースポーツにおける車・バイク)の被写体検出に対応している。
あわせて、幅広い望遠域をカバーしながら、全長約92.9mm、質量約270gの小型・軽量と高画質を実現し、光学式手ブレ補正も備えた望遠ズームレンズ「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」も3月下旬に発売する。価格はオープンプライス、直販価格は60,500円前後。
