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LUMIN、柔軟性と将来性を向上させたMQA対応ネットワークトランスポート
2022年5月31日 15:33
ブライトーンは、LUMIN U1 MINIを引き継ぎながら柔軟性と将来性を向上させたというネットワークトランスポート「LUMIN U2 MINI」を、6月1日に発売する。SilverとBlackの2色展開で、価格はSilverが473,000円、Blackが520,300円。
外部DACと組み合わせることを前提としたトランスポート専用機。最大768kHz/32bitまでのPCMとDSD 512をサポートするほか、U1 MINIよりも高速なプロセッサや最新処理システムを搭載し、より優れたリサンプリングの柔軟性を提供するという。「手持ちのDACのスイートスポットで出力するため」に、すべてのフォーマットからDSD256/PCM 348kHzまでのアップサンプリング、ダウンサンプリングができる。
デジタル出力はUSB×2と光デジタル、同軸デジタル(RCA)、BNC、AES/EBUを装備。USB出力はPCM系が768kHz/32bitまで、DSDは22.6MHzまで対応、そのほかのデジタル出力はPCM 192kHz/24bit、DSD 64(DoP、DSD over PCM)までサポートする。
Ethernet(1000Base-T)とUSB入力を備え、ネットワークストレージやUSB HDDなどの楽曲をアプリ「LUMIN App」をインストールしたiPadから操作可能。TidalやQobuz、TuneInラジオをネイティブサポートするほか、AirPlay、Roon Readyにも対応。対応ファイル形式はDSDと、FLAC、Apple Lossless(ALAC)、WAV、AIFF、MP3、AAC。
MQAファイル再生にも対応し、以下の3種類の接続パターンを用意する。
- MQA未対応のDACに接続した場合
MQAコアデコードを実行し、96kHz/24bitまたは88.2kHz/24bitで転送する - MQAレンダラーに接続した場合
MQAコアデコードを実行し、DACにレンダリング用のデータを渡す(352.8kHz/24bit または384kHz/24bitまで対応) - MQA対応DACに接続した場合
未処理のMQAストリームをDACに渡す(352.8kHz/24bit または384kHz/24bitまで対応)
表面の仕上げはハイエンドのストリーマーDAC「P1」から採用された、新しいシルクのような表面仕上げで「指の跡の影響を受けにくく、クリーニングも簡単」という。外形寸法は300×244×60mm(幅×奥行き×高さ)、重さは2.5kg。