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FiiO、スティック型DACアンプ「KA1」Lightning版は6月24日発売

USB Type-C端子の「KA1 TC」

エミライは、FiiOの新製品として、スティック型のUSB DAC内蔵ヘッドフォンアンプ「KA1」のLightning端子バージョン「KA1 LT」を6月24日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8,800円前後。

5月に発売しているUSB Type-C端子の「KA1 TC」(実売7,980円前後)の、Lightningバージョン。既に発表されていたが、発売日が決定した。なお、端子以外の主な仕様はUSB-Cバージョンと同じ。

ESS製の統合型DACチップ「ES9281AC PRO」を搭載。USBオーディオインターフェース、DAC、ヘッドフォンアンプまでを1パッケージ化したもので、最大384kHz/32bitまでのPCMとDSD 256のネイティブ再生に対応しつつ、低消費電力による高効率化を実現した。

ESS製の統合型DACチップ「ES9281AC PRO」を搭載

さらに金メッキを使用した高密度(HDI)多層基板による回路設計により、全長40mm、重さ約10gというコンパクトな筐体ながら、SN比は114dB、THD+Nは0.0005%、出力は45mW(32Ω時)を達成している。出力端子は3.5mmシングルエンド、推奨インピーダンスは16~300Ω。

ユーザーの環境にあわせてUSB-CモデルとLightningモデルを選択可能。どちらもバスパワー駆動するため充電不要で、ケーブルを接続するだけで使用できる。本体と端子のケーブルには銀メッキ単結晶銅の高品位ケーブルを採用。MQAレンダラー機能も搭載。

筐体は「触れるたびに高い質感を感じられる」という金属製。放熱性の向上により、長時間の再生でも安定して使用できる。本体の状態をLEDのカラーで表示するステータスインジケーターも備え、現在のオーディオフォーマットとサンプリングレートを視覚的に確認できる。外形寸法は40×15×8mm。