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AK、管楽器と同じ“白銅”を使った限定DAP「SP2000T Copper Nickel」
2022年7月1日 11:00
アユートは、Astell&Kernのオーディオプレーヤーフラッグシップ「A&ultima SP2000T」のハウジング素材に、銅とニッケルの合金「白銅」を採用したリミテッドエディション「A&ultima SP2000T Copper Nickel」を7月16日に発売する。国内限定150台での販売で、価格は449,980円。
既発売のSP2000T(329,980円)との違いは、AKブランド初の白銅をハウジング素材に採用した事。「素材そのものの特性と、独特の美しさを表現することで、Astell&Kernのアイデンティティーとデザインバリューを完成させた」という。
白銅は管楽器に使用され、深みのあるふくよかな音を生み出すことで知られている一方で、加工が難しいため、数量限定での生産となる。宝石や工芸品に見られる美しい光沢を放つ銀色で、SP2000Tのシームレスなデザインをより高い次元に引き上げた。
さらに、白銅の特徴である非常に高い耐食性により美しさが長持ちし、同時に高い抗菌性、耐汚染性も備えている。
音質面でも、「さらに高い導電性と低い磁気シールドにより、アルミニウム製ハウジングであるオリジナルSP2000Tとは異なるサウンドを体感することが可能」という。
付属の専用プレミアムリアルレザーケースも、SP2000T Copper Nickelの美しさを際立たせるという「Ortensia」カラーを採用した。
筐体以外の仕様は通常モデルと同じ。
ESSの「ES9068AS」を4基搭載したクアッドDAC仕様。さらに、ユニークな「トリプルアンプシステム」を搭載。「OP-AMP(オペアンプ)」、「TUBE-AMP(真空管アンプ)」、それらのサウンドの特徴を兼ね備えた「HYBRID-AMP(ハイブリッドアンプ)」の3つのモードを切替え可能で、ユーザーの好みでサウンドを変更、調整できる。
2.5mm、3.5mm、4.4mmの出力端子を備え、主要回路を一体化したサウンドソリューション「TERATON ALPHA」も採用。トラック間で一貫した再生音量レベルを維持するリプレイゲイン機能や、2.4GHz/5GHzのデュアルバンドWi-Fiにも対応する。