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Amulech、192kHz/24bitの6chチャンネルデバイダー

「AL-60CD」

Amulechは、192kHz/24bitに対応する3ウェイ/2ウェイスピーカーに使用できる6チャンネル出力のデジタルクロスオーバー・チャンネルデバイダー「AL-60CD」を。7月26日に発売する。価格は59,000円。

内部基板

アナログステレオ1入力、6チャンネル(3チャンネルステレオ・2チャンネルステレオ)アナログ出力のデジタルクロスオーバー・チャンネルデバイダー。DACチップにはESS製のマルチチャンネルDAC「ES9080Q」を採用したほか、DAPにはSTMicroの「STA309A」、ADコンバーターにはシーラスロジック製「CS5341」を搭載。192kHz/24bitの高サンプリングレートでA/D変換ができ、ADCからの192kHz/24bitサンプリング音楽データを、内蔵のデジタルフィルターで6チャンネルに振り分ける。

本体背面
3wayデジタルクロスオーバー画面

SN比は112dB、ダイナミックレンジは120dB、チャンネルセパレーションは109dB。全高調波歪率は0.005%。入力端子はRCA×1、出力端子はRCA×3、OCL(アウトプット・コンデンサ・レス)×1。

本体のみでライン出力全体の音量・音質調整ができるほか、Bluetooth経由で、WindowsにインストールしたAL-60CD設定ユーティリティにより、各ライン出力のデジタルクロスオーバーフィルターの設定が簡単に行なえる。設定ユーティリティはWindows 10/11で利用できる。なお、Bluetoothは内蔵アンテナのため、PCからの設定時は1.5m以内の距離で行なうよう呼びかけられている。

本体正面にはボリュームつまみを搭載し、SMV(Smoothing-Volume)技術により音量ボリューム値の微調整が可能。1.3型のTFTカラー液晶ディスプレイも備え、各種情報を表示できる。消費電力は最大2W。外形寸法は144×127×53mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約670g。

本体正面