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ムック付録のFOSTEX製チャンネルデバイダが単品発売。SWキット同梱のお試しセットも

音楽之友社が運営するオンラインショップ「ONTOMO Shop」は、低域信号の抽出とコントロールが行なえるフォステクス製「サブウーファー用チャンネルデバイダー(STDV-002)」を発売した。価格は8,500円。

サブウーファー用チャンネルデバイダー(STDV-002)

デバイダーとの組み合わせを想定したサブウーファー・キット「P1000SW」も同時発売する。価格は単体(STUW-001)が11,000円で、ペア(STUW-002)が22,000円。

チャンネルデバイダーとサブウーファーを組み合わせた“お試しセット”は数量限定で発売し、価格はデバイダー+P1000SW単体(STUW-003)が15,000円、ペア(STUW-004)が26,000円。

サブウーファー・キット「P1000SW」
デバイダーとサブウーファーがセットになった「お試しセット」(数量限定)

今回発売するチャンネルデバイダーは、'19年2月に発売されたムック本「これで決まる! 本物の低音力」の付録を単品発売したもの。デバイダーはフォステクス製。

低音用に特化したチャンネルデバイダーで、200Hz以下の低域信号が抽出・コントロール可能。フロントのクロスオーバーつまみで、30~200Hzの間でカットする高域側の周波数が調整できる。手持ちのアンプやスピーカーを自由に組み合わせることで、自身のシステムに手軽にサブウーファー帯域を付けたすことができるという。

フィルター特性は-12dB、位相切り替えは0/180度。最大入力レベルは25Vrmsで、最大出力レベル:は3Vrms。歪率は0.01%で、残留ノイズレベルは-95dBV以下。

スピーカー入力端子は赤黒プッシュ式で、出力はRCA。外形寸法は109×60×28mm(幅×奥行き×高さ)、ACアダプター含む重量は約380g。

配線図

サブウーファーキットP1000SWは、フォステクス製ユニット(P1000)とカット済みMDF板などがセットになった自作キット。ドライバーとボンドでスピーカーの組立が可能。設計はワイエスクラフトの佐藤勇治氏。

ユニットは10cm径フルレンジで、周波数帯域はf0~16kHz。最低共振周波数は90Hz。出力音圧レベルは88dB。インピーダンスは8Ω。

外形寸法は、160×252×270mm(幅×奥行き×高さ)。単品の場合は、エンクロージャ用のカット済み12mm厚MDF15枚のほか、ターミナル、吸音材、コードなどを付属する。