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Klipsch、新開発大型Tractrixホーン搭載「REFERENCE PREMIERE」

「REFERENCE PREMIERE」シリーズ

ティアックは、Klipschブランドのスピーカー最新モデル「REFERENCE PREMIERE」シリーズ9機種と、「REFERENCE」シリーズ8機種を、10月1日から順次発売する。内訳は、REFERENCE PREMIEREシリーズがフロア型とブックシェルフ型が各2機種、センタースピーカーが3機種、サラウンドサウンドスピーカーとイネーブルドスピーカーが1機種ずつ。REFERENCEシリーズはフロア型、ブックシェルフ型、センタースピーカーが各2機種、イネーブルドスピーカー、サブウーファーが1機種ずつ。いずれも価格はオープンプライス、直販価格は次のとおり。

REFERENCE PREMIEREシリーズ

  • フロアスタンディングスピーカー「RP-8000F-II」 154,000円(1本) 10月1日発売
  • フロアスタンディングスピーカー「RP-6000F-II」 115,500円(1本) 同上
  • ブックシェルフスピーカー(ペア)「RP-600M-II」 126,500円 同上
  • ブックシェルフスピーカー(ペア)「RP-500M-II」 104,500円 同上
  • センタースピーカー「RP-504C-II」 118,800円 同上
  • センタースピーカー「RP-500C-II」 93,500円 同上
  • センタースピーカー「RP-404C-II」近日発表
  • サラウンドサウンドスピーカー(ペア)「RP-502S-II」 115,500円 10月1日発売
  • イネーブルドスピーカー(ペア)「RP-500SA-II」 165,000円 同上

REFERENCEシリーズ

  • フロアスタンディングスピーカー「R-800F」 91,300円(1本) 10月1日発売
  • フロアスタンディングスピーカー「R-600F」 70,400円(1本) 同上
  • ブックシェルフスピーカー(ペア)「R-50M」55,000円 同上
  • ブックシェルフスピーカー(ペア)「R-40M」 47,300円 同上
  • センタースピーカー「R-30C」 63,800円 同上
  • センタースピーカー「R-50C」 近日発表
  • イネーブルドスピーカー(ペア)「R-40SA」 86,900円 10月1日発売
  • サブウーファー「R-101SW」 近日発表

REFERENCE PREMIEREシリーズ

「RP-8000F-II」

従来のREFERENCE PREMIEREシリーズをベースに、音質と外観を大幅にアップデート。「よりクリーンでピュアなサウンドが、自宅のどの部屋にも完璧にマッチするエレガントなパッケージとなった」という。

新開発の大型90°×90°シリコン複合ハイブリッドTractrixホーン

シリーズの特徴であるCerametallicウーファーは、「完璧なサウンド再生、最小限の歪み、最大限の効率性を実現するために」再設計。新開発の大型90°×90°シリコン複合ハイブリッドTractrixホーンも搭載し、より鮮明でクリアなサウンドとなった。またフェイズプラグと圧縮成形シリコンフェースにより、スムーズな周波数特性も実現している。

1インチリニアトラベルサスペンション(LTS)チタンダイアフラムツイーター

歪みを最小限に抑える独自の1インチリニアトラベルサスペンション(LTS)チタンダイアフラムツイーターを採用。ほかにも、不要な高調波を発生させる定在波を低減し、高域のディテールと明瞭度を向上させるベント式ツイーターハウジング、そしてキャビネットからの空気の移動を最も効率的かつ高速にするというトラクトリックス構造のReference Premiereポートも搭載。

フロアスタンディング型の「RP-8000F-II」や「RP-6000F-II」に、イネーブルドスピーカー「RP-500SA-II」を組み合わせれば、Dolby Atmos環境を構築できる。

REFERENCEシリーズ

「REFERENCE」シリーズ

REFERENCEシリーズは、4年ぶりにフルモデルチェンジ。REFERENCE PREMIEREシリーズと同じく新開発の大型90°×90° Tractrixホーンを採用しており、その曲線構造がホーンから広がるサウンドを効率的に再生、幅広く均一に自然な響きを届けるという。スパンコッパー熱成形結晶性ポリマーウーファーが軽量かつ強度が高く、音の歪みを最小限に抑えながらスピード感のあるKlipschならではの力強い低音を再生する。

LTSアルミニウムダイアフラムツイーターも採用。サスペンションには極めて軽量かつ剛性が高いカプトン、マグネットにはネオジウムマグネットを採用している。

「R-800F」

キャビネットにはブレーシング加工が施され、キャビネットの鳴きに由来する不要な振動を抑えることで、音響精度が向上。原音に忠実な、より正確なサウンドを奏でるとのこと。キャビネットにはブラックの木目調仕上げで、映像からの光の反射を抑え、映像鑑賞を邪魔しないという。

イネーブルドスピーカー「R-40SA」はDolby Atmosに準拠しており、ドルビーイネーブルド・トップフロント、トップミドル、トップリアスピーカーとして使用できる。

ティアック本社内スタジオで試聴会

10月15日には、東京・多摩センターにあるティアック本社のスタジオにてREFERENCE PREMIEREシリーズの試聴会も行なわれる。当日はさまざまなジャンルの音楽でREFERENCE PREMIEREシリーズを視聴できるほか、ティアックレコーディングクラブの録音による下今市駅~鬼怒川温泉駅間を走る蒸気機関車「SL大樹」の貴重な三重連試運転音源も楽しめる。

試聴会は完全予約制。2部構成で定員は各回5名。試聴機材はKlipschの「RP-8000F II」と「RP-6000F II」、「R-800F」。TEACの「AP-505」、「NT-505-X」。

10月15日(土)
第1部 13:00~
http://store.teac.co.jp/html/products/detail.php?product_id=6884
・第1パート 13:00~13:30
TASCAM PortacaptureX8、DR-05Xで収録したSLサウンド三重連試運転の音源を聴く。
・第2パート 13:30~14:30
JAZZやクラシックをスピーカーの切り替えで試聴。

第2部 15:30~
http://store.teac.co.jp/html/products/detail.php?product_id=6904
・第1パート 15:30~16:00
TASCAM PortacaptureX8、DR-05Xで収録したSLサウンド三重連試運転の音源を聴く。
・第2パート 16:00~17:00
JAZZやクラシックをスピーカーの切り替えで試聴。

試聴機材
Klipsch RP-8000F II
Klipsch RP-6000F II
Klipsch R-800F
TEAC AP-505
TEAC NT-505-X
※試聴音源の再生はステレオ2ch。
※使用機材は変更する可能性あり。