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“GoogleとFitbitの強み組み合わせた”スマートウォッチ「Pixel Watch」
2022年10月7日 00:46
Googleは6日、同社がすべてを開発した初のスマートウォッチ「Google Pixel Watch」を発表。日本でも予約受付を開始した。価格はBluetooth/Wi-Fiモデルが39,800円、4G LTE+Bluetooth/Wi-Fiモデルが47,800円。
カラーとバンドの組み合わせは、Champagne Goldケース/Hazelアクティブバンド、Matte Blackケース/Obsidianアクティブバンド、Polished Silverケース/Charcoalアクティブバンド、Polished Silverケース/Chalkアクティブバンドの4種類。別売りのバンドも用意し、20種類以上のバンドがスタイルに合わせて選べる。メタルバンドも来春発売予定。
「GoogleとFitbitの最高の強みを組み合わせた初のスマートウォッチ」としている。丸形、ドーム形状のデザインが特徴。丸形のスマートウォッチデザインに合わせて設計されたWear OS by Googleを搭載している。
竜頭を使い、画面のスクロール操作や、ショートカットにアクセスしてアプリトレイを表示させることができる。竜頭の上に備えるサイドボタンを押すことで、よく使うアプリも起動できるため、お気に入りのアプリをクリックのみで使用できるとしている。
使用にはPixel Watchとペア設定するGoogle Pixel全機種、もしくはAndroid 8.0以降のスマホが必要になる。4G LTEモデルは、購入後に対応の通信会社(日本ではKDDIとソフトバンク)でオプションを有効にすることで、Pixel Watch単体で通信できるようになる。
Fast Pairに対応し、Pixel Watch、Pixel Buds、Pixelを素早く連携できるほか、Pixelデバイスで聴いている音楽や、視聴している番組の再生、一時停止、巻き戻し、音量調整は連携しているPixel Watch、Pixel Buds、Pixelから行なえる。
Pixel Watch単体では、Googleマップの現在地や経路案内を表示できるほか、GmailやGoogleカレンダーの確認などができるという。YouTube Musicの再生にも対応し、一時保存した曲も再生可能。
Fitbitの心拍測定機能も搭載。40種類のエクササイズでワークアウトを記録したり、アクティブな心拍ゾーンでは、心拍ゾーンごとに費やした時間に応じてクレジットを獲得できる。Pixel Watchを着用したまま就寝すると、起床時に睡眠スコアも確認でき、Fitbitアプリから呼吸数や心拍変動などの指標の傾向も把握できる。
緊急時に緊急連絡先や緊急通報番号に通知できる機能も備えるほか、転倒時に救急サービスに連絡できる転倒検出機能も今冬リリース予定としている。
Pixel Watchからスマホの音を鳴らしたり、スマホからPixel Watchの音を鳴らしたりすることで、置き場所を見つける機能を備えるほか、「デバイスを探す」機能を使うことで、デバイスの位置を地図上で確認することもできる。
Googleアシスタントにも対応し、Pixel Watchに「OK Google」と話しかけるだけで、音楽再生、テキスト メッセージへの返信、ルート検索など、さまざまな操作が行なえる。