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Google、ピンぼけ写真も補正する新スマホ「Pixel 7/Pixel 7 Pro」
2022年10月7日 00:18
Googleは6日、新スマートフォン「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」を発表した。Googleストアでも予約受付を開始しており、価格はPixel 7の128GBが82,500円、256GBが97,900円。Pixel 7 Proの128GBが124,300円、256GBが139,700円。どちらのモデルも配達予定日は10月13日～14日となっている。
カラーは、Pixel 7がLemongrass、Snow、Obsidian。Pixel 7 ProがHazel、Snow、Obsidian。
OSはAndroid 13。ディスプレイサイズと解像度は、Pixel 7が6.3型のOLEDで、2,400×1,080ドット、Pixel 7 Proが6.7型のLTPO OLEDで3,120×1,440ドット。フレームレートはPixel 7が最大90Hz、Pixel 7 Proが最大120Hz。どちらもHDR表示が可能。
カメラはPixel 7が超広角と広角のデュアル、Pixel 7 Proが超広角、広角、望遠のトリプルカメラ。広角レンズはどちらも5,000万画素で、LDAF(レーザー検出オートフォーカス)センサーを搭載。画角は82度。光学式および電子式手ぶれ補正機能を搭載。超広角レンズは1,200万画素で、画角は無印が114度、Proが125.8度。
Pixel 7 Proはこれに加え、4,800万画素の望遠レンズも搭載する。ズーム倍率は光学5倍で、超解像ズーム30倍も使用可能。Pixel 7 Proはマイクロフォーカス機能も備え、雨の滴、バラの花びら、草の葉など、緻密なディテールをとらえた写真を撮影できるという。
フロントカメラは1,080万画素で共通。画角は92.8度と広角になっている。
2機種に共通する写真と動画の新機能として、肌の色の微妙な違いを美しくより正確に写真に再現する「リアルトーン」、ワンタップでピンぼけや視覚的なノイズを取り除く機能も搭載。この機能は、Pixel 7/7 Pro以外で撮影した写真でも使用可能。消しゴムマジックを使い、写真に写りこんだ不要なものを簡単に消去する事も可能。色と明るさを変化させて背景に違和感なく溶け込ませることもできる。
自撮りも進化。スマホからのガイド音声と触覚を頼りに顔をフレームに収め、「最高の自撮り写真を撮影できる」という。
4K動画も撮影可能。動画撮影では、被写体に焦点を合わせたまま背景をぼかして、シネマティックな映像を撮影できる。
プロセッサーはGoogleオリジナルの「Tensor G2」。消費電力やレイテンシを抑えつつ、Googleの機械学習モデルを実行でき、「Google Pixelは、かつてないほど高速かつ便利になった」という。Titan M2セキュリティ チップも搭載し、個人情報を保護。指紋認証と顔認証機能も備え、組み込みVPN機能も近日提供予定。メモリはPixel 7が8GB、Pixel 7 Proが12GB。内蔵バッテリーはPixel 7が4,355mAh、Pixel 7 Proが5,000mAh。24時間以上のバッテリー駆動時間で、ワイヤレス急速充電も可能。
