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ASUS初の有機ELモバイルモニター。13.3型と15.6型
2022年10月28日 12:15
ASUS JAPANは、同社初の有機EL採用モバイルモニター「ASUS ZenScreen OLED MQ13AH」と「MQ16AH」など液晶モニター4製品を、11月4日に発売する。MQ13AHは13.3型、MQ16AHは15.6型。どちらも価格はオープンプライス、店頭予想価格はMQ13AHが58,320円前後、MQ16AHが64,620円前後。
そのほか、ワイヤレスミラーリングが可能な15.6型モバイルモニター「ASUS ZenScreen GO MB16AWP」、10点マルチタッチ対応の15.6型据え置きモニター「VT168HR」も発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はMB16AWPが71,820円前後、VT168HRが27,720円前後。
OLED MQ13AH/MQ16AH
MQ13AHとMQ16AHは、解像度1,920×1,080ドットの有機ELパネルを採用したモバイルモニター。色域はDCI-P3を100%カバーし、色精度はDeltaE<2。100,000:1の高コントラストで、優れたカラーパフォーマンスを提供するという。
応答速度は1ms(G to G)。HDR10をサポートし、最大表示色は約10億7,370万色。最大輝度はHDRオン時でどちらも400cd/m2。表面仕様はグレア。
両モデルとも、入力はMini HDMIが1系統と、DisplayPort Altモードと電源入力をサポートするUSB-C×2。電源アダプタ専用のUSB-C×1も備える。ポートは本体側面に取り付けられているため、ケーブル管理がしやすく、柔軟にセットアップできる。スピーカーやオーディオ出力は非搭載。
本体には近接センサーも内蔵。ユーザーが離れたことを検出するとディスプレイを省電力モードに切り替え、ユーザーが戻ってきたことを検出すると通常の動作を再開する。
折りたたむことでスタンドとしても使用できるスマートケースも付属し、本体をホコリや傷から保護できる。モニター背面には三脚穴も搭載。また本体パッケージは、数回折り曲げるだけでディスプレイフードとして利用可能。画面への映り込みを防いで高い色精度を実現する。パッケージ内の保護用フォームもモニタースタンドとして使用できる。
消費電力はMQ13AHが13W以下、MQ16AHが15W以下。スタンドを含めた外形寸法と重さは、MQ13AHが308.20×8.95×197.10mm(幅×奥行き×高さ)、0.49kg。MQ16AHが358.7×8.95×226.15mm(同)、0.65kg。キャリブレーションレポートやMini HDMI to HDMIケーブルなどが付属する。
MB16AWP/VT168HR
MB16AWPは超狭額ベゼルを採用した15.6型フルHD液晶モニター。バッテリーを内蔵しているため、外出先で頻繁にモニターを使うユーザーに最適という。Wi-Fi、Miracast、AirPlayで、ノートパソコンやモバイルデバイスとのワイヤレスミラーリングができる。
折りたたみ式のキックスタンドも搭載。簡単に角度を調整して快適な視野角と作業体勢を確保できる。Gセンサー内蔵で縦置き・横置きに応じで自動で画面の向きを切り替えられる。
解像度は1,920×1,080ドット、IPSパネルでバックライトはLED。表面処理はノングレア。最大表示色は約1,670万色で、コントラスト比は1,200:1、応答速度は5ms(同GTG)。最大輝度は250cd/m2。
入力はMini HDMIが1系統と、USB-C×1。電源用のUSB-Cポートも備える。そのほか1W×2のスピーカー、3.5mmステレオミニのオーディオ出力も備えた。
消費電力は7.6W以下。スタンドを含めた外形寸法は357.9×11.5×224.78mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約1.09kg。Mini HDMI to HDMIアダプターやUSB-Cケーブルなどが付属する。
VT168HRは、仮想キーボードやマルチタッチに関わる幅広い用途に対応する15.6型10点タッチ対応液晶モニター。TNパネルで、バックライトはLED。表面処理はノングレア。解像度は1,366×768ドット。
入力はHDMI(v1.4)とVGAが各1系統。スピーカーなどは非搭載。75×75mmのVESA規格に対応する。
消費電力は8W以下。スタンドを含む外形寸法は377.8×189.4×280.7mm(幅×奥行き×高さ)、重さは1.51kg。電源コードやVGAケーブルなどが付属する。