ニュース
JBL75周年のDAC内蔵アンプがレギュラー化「SA750WAL」
2022年12月1日 12:07
ハーマンインターナショナルは、JBL75周年記念モデル第2弾として昨年登場したインテグレーテッド・アンプ「SA750」のレギュラーモデル「SA750WAL」を12月に発売する。価格は418,000円。
1960年代登場した「SA600」をモチーフに、最新のアンプ技術、高解像度DACとストリーミング、ワイヤレス接続機能などを装備し、JBL75周年記念モデル第2弾として登場したインテグレーテッド・アンプ「SA750」のレギュラーモデル・バージョン。サイドウッドパネル部分の素材を変更。記念モデルではチーク天然木仕上げだったが、多くのJBLスピーカーに採用されているウォールナット天然木突板仕上げに変更された。
アルミ削り出しフェイスパネルには、ボリューム、バランス、入力切り替えの3つの大型ノブと、電源、ミュート、フォノ切り替えなどの5つのスイッチレバー、2連の琥珀色のディスプレイを装備している。
電源オン時に赤からオレンジに色を変えるJBL創成期のエクスクラメーション・マーク型パワーインジケーターや、立ち上がりまでディスプレイを左右に流れる“!”マークなど、「JBLファンの心理をくすぐる遊び心も満載」としている。
フェイスパネルには3.5mm AUX入力と3.5mmヘッドフォン出力を装備。リアパネルにはMM/MCフォノ入力を含む5つのアナログ入力と4つのデジタル入力を備え、あらゆるオーディオソースに対応。さらにプリアウトを装備し、将来的なシステムの拡張も可能となっている。
DACチップは、192kHz/32bit PCM対応のESS Sabre ES9038Q2M。MQAファイルのフルデコードも可能。LAN端子を備えるほか、Wi-Fiも使用可能で、AirPlay2やChromecastを介してのストリーミング再生やRoon Readyも対応する。
出力は、チャンネルあたり130W(8Ω)、200W(4Ω)のクラスGアンプ。低レベル信号の際はクラスAアンプとして動作。より要求の厳しいダイナミクスのために大出力クラスABアンプを動作させる高い電圧と電流共有能力を持つトロイダルトランスによる大容量電源も備えています。
消費電力は最大800W、スタンバイ時0.5W。外形寸法は449×327×127mm(幅×奥行き×高さ/足、つまみ、突起部を含む)。重量は12.5kg。リモコン、キャリブレーションマイクなどが付属する。