ニュース
JBL75周年のDAC内蔵アンプ「SA750」。数量限定で秋発売
2021年8月19日 07:00
ハーマンインターナショナルは、JBLから、ブランド75周年を記念したプリメインアンプ「SA750」を秋に発売する。全世界限定生産による数量限定で、価格は385,000円。
1960年代に発売された、JBLを代表する名機「SA660」をモチーフとしながら、最新のアンプ技術、DACとストリーミング、ワイヤレス接続機能などを装備したモデル。ボリューム、バランス、入力ダイヤル、電源、ミュート、ダイレクト、MC/MM Phonoなどの大きなスイッチを前面に備えた、レトロ風のアルミ削り出しフェイスパネルを採用している。
前面には3.5mmのアナログ入力と、ヘッドフォン出力、2行のオレンジ色のディスプレイも装備。電源オン時に赤からオレンジに色を変えるJBL創成期のエクスクラメーション・マーク型パワーインジケーターや、立ち上がりまでディスプレイを左右に流れる“!”マークなど、JBLファンの心をくすぐる遊び心も備えている。
サイドパネルは、同じく75周年記念モデルのスピーカー「L100 Classic」と合わせ、チーク天然木仕上げのウッドパネルを採用している。
DACチップは、192kHz/32bit PCM対応のESS Sabre ES9038Q2Mで、MQAファイルのフルデコードも可能。ネットワークは、LAN端子とWi-Fi機能を搭載。ネットを介した音楽のストリーミング再生ほか、Google Chromecast、Apple Airplay 2を使った再生や、Roon Readyにも対応する。
USB端子を備え、ストレージからのファイル再生も可能。光デジタルと同軸デジタル入力に加え、MM/MCフォノ入力を含む5つのアナログ入力を用意。パワーアンプの増設など、システムの拡張を可能にするプリアウト端子も装備する。
出力は、チャンネルあたり120W(8Ω)、220W(4Ω)のクラスGアンプ。低レベル信号の際はクラスAアンプとして動作。大きなトランジェントや動的波形の場合に、追加電源に切り替えるため、高音質と高効率を実現するという。
消費電力は最大800W、スタンバイ時0.5W。外形寸法は449×327×127mm(幅×奥行き×高さ/足、つまみ、突起部を含む)。重量は12.5kg。リモコン、キャリブレーションマイクなどが付属する。
