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自宅で本格カラオケ、歌えるサウンドバー。共同テレビ開発
2022年12月1日 16:26
共同テレビジョンは、音響技術専門スタッフがチューニングした臨場感ある“生音”で、自宅でカラオケが楽しめる“マルチカラオケサウンドバー”「KARA×KARA」の先行発売を、クラウンドファンディングサイトのMakuakeで開始した。一般販売時の価格は65,780円だが、20%オフの52,624円で購入できる極超早割などのプランが用意されている。製品は2022年3月末までに配送予定。
同社が「従来のテレビを超えたテレビを作りたいという気持ちから」開発したというサウンドバー。「もっと楽しめるテレビとはなにか?」という視点から検討を重ねて生み出したのが、今回のKARA×KARAとなる。
サウンドバー自体は2.1chで、ユニット構成はフルレンジ×2、ツイーター×2、サブウーファー×2、最大出力は100W。直線的に音が出る設計で音が広がりすぎないのがポイントで「歌声もサウンドも、自分に真っ直ぐ跳ね返り、迫力ある音を味わえます」という。口径はツイーターが20mm、そのほかは楕円形で44×80mm。
テレビとの接続にはARC対応のHDMI端子を利用する。
カラオケにはJOYSOUNDの音源を使用し、約1万2,000曲を配信。さらに毎月約100曲が追加され、月額1,078円のサブスクリプションに加入すれば歌いたい放題で利用できる。接続したテレビに流れる映像も本格仕様とのこと。上述の極超早割などは初回最大カラオケ2カ月が無料。
スマートフォンにKARA×KARA専用アプリを入れれば、選曲や予約などをスマホから操作でき、演奏中もテンポやボリューム、エコー調整が可能。採点機能も利用できる。カラオケの音源を高音質で再生できるように、共同テレビジョンの音響技術専門スタッフがサウンドをチューニングした。
Android TVを搭載しており、YouTubeやABEMA、Huluといった動画配信サービスを利用可能。Google Playストアからアプリを追加ダウンロードすることもできる。Googleアシスタントを使った音声検索もでき、付属リモコンにはマイクを内蔵する。
Chromecast built-inのため、スマホやタブレットから写真や動画を共有して、テレビの大画面に表示することもできる。Wi-Fi、Bluetoothにも対応する。
本体にはマイクが2本付属。友人や家族などと一緒にカラオケを楽しめる。このマイクは、共同テレビジョンが約1年半をかけて開発したもので、カラオケボックスで使われているマイク以上の、超高性能マイクだという。
マイクとサウンドバー間の接続にはテレビ局で使われるマイクと同じUHFを活用することで超低遅延を実現。この回路に「共同テレビジョンの音響技術をギュギュッと詰め込んだ」とのこと。
サウンドバーはシンプルなフラットデザインで、この外観と機能は日本の大手家電メーカーが監修。横幅は42型テレビとほぼ同じといい、外形寸法は916×115×80mm(幅×奥行き×高さ)、重さは2.5kg。リモコンやHDMIケーブル、電源アダプターなどが付属する。