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Astell&Kern、小型USB DAC第3弾「AK HC3」。ゲームのボイチャにも

「AK HC3」。PCとの接続イメージ

アユートは、Astell&KernのHi-FiポータブルUSB DACシリーズ第3弾「AK HC3」を発売すると予告した。2022年12月~2023年1月の発売を予定しており、価格は未定だが、店頭予想価格は32,980円前後のイメージだという。製品の詳細や国内での発売日は確定次第、改めてアナウンスされる。

スマートフォンなどに接続できる、コンパクトなUSB DAC。AK HC3は、「Hi-Fi Sound Anywhere」をスローガンとして開発され、初代モデルと第2弾モデルの長所を生かしつつ、より様々なシーンで“真のHi-Fiサウンドを楽しめるように機能を充実させた”という。

「AK HC3」

DACは、優れたノイズコントロールと低消費電力化を実現しているESSの「SABRE HiFi DAC ES9219MQ」をデュアルDAC構成で搭載。PCMで最大384KHz/32bit、DSD 256(11.2MHz.)までのネイティブ再生に対応。

Astell&Kernの超微細なオーディオ技術により、「回路、コンポーネント、パワーマネジメントを最高の状態で妥協することなく組み込むことで低歪み且つ高SN比を実現」したという。

AKのDAPに使用され、電源変動を抑制して安定したシステムとオーディオ性能を実現するテーラード超小型タンタルコンデンサーも搭載。性能を落とさず小型化を実現し、消費電流を最小限に抑えながらも出力とオーディオ性能を高めた。新たに、再生ファイルに応じて色が変化するLEDインジケーターも搭載する。

出力は3.5mmのアンバランスだが、新たにユーザーからの要望が多かったという3.5mm 4極マイク・コントローラー入力に対応。対応するイヤフォン/ヘッドフォンを使うことで、ハイクオリティなサウンドとクリアな音声機能でゲームやテレワークに使えるとのこと。

ヘッドセットも使えるので、ゲームでのボイスチャットにも使用できる

iOSデバイ使うためのUSB-C to Lightningアダプターも同梱。Android OS専用のボリューム調節連携アプリ「AK HC」にも対応する。なお、スマホからのバスパワーで動作する。

銅芯線に錫コーティングを施した、高耐久性のデュアルノイズシールドケーブルを採用。筐体はフルメタルハウジング。Roonの動作確認済みデバイスでもある。