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JDI、“ガラスのような透明度”の液晶を展示。CES 2023

対面するふたりの会話から、AIが20.8型のRælclearにイメージを描いている様子

ジャパンディスプレイ(JDI)は、2023年1月5日にアメリカ・ラスベガスで開幕するCES 2023にて、透過率84%の透明液晶ディスプレイ「Rælclear」(レルクリア)の20.8型モデルを展示する。会場ではAI・テクノロジーとのコラボレーションを通じて「未来の生活シーンを新たな美学で彩るRælclearの進化を体験いただける」という。

展示では、Rælclearを挟んで相対するふたりにAIが加わった未来のインタラクティブコミュニケーションを体験できるとのこと。

独自技術により、「ガラスのような透明度」という世界最高の透過率を備え、双方から鮮明に視認でき、「唯一無二の双方向コミュニケーションを可能にする」という透明ディスプレイ。12.3型が2021年9月に発表され、Makuakeにて支援が募られた。

展示される20.8型は2022年6月に発表されたもので、'23年秋の量産を予定。大型化しただけでなく、独自のバックプレーン技術によって従来比2倍の周波数を実現。ちらつきを低減することに成功した。さらに高輝度LEDの採用により、従来比2倍の輝度で大幅な視認性の向上を達成している。

解像度は1,280×720ドット。表示色は4,096色。表示周波数は120Hz。透過率は90%。白輝度は300cd/m2