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スピーカー鳴らせる、1bit系デジタルアンプ搭載デスクトップオーディオ

SWD-UA1の使用イメージ

城下工業は、SOUND WARRIORブランドの「SW Desktop-Audio」シリーズの新製品として、USB DAC内蔵プリメインアンプ「SWD-UA1」を2月17日に発売する。価格は59,800円。

SWD-UA1

デスクに設置しやすい外形寸法約146×165×40mm(幅×奥行き×高さ)のコンパクトな筐体に、USB DAC機能、ヘッドフォンアンプ、スピーカー駆動用のパワーアンプを内蔵したオールインワン・デジタルアンプ。

DACチップはESS Technology製「ES9016K2M」を採用。PCM 384kHz、DSD 11.2MHzまでの再生が可能。

デジタル入力はUSB-B、光デジタル、同軸デジタルの3系統。PCやスマートフォン・タブレット、CDプレーヤー、テレビとも接続できる。

1bit系デジタルアンプを採用し、「繊細で曇りのない、ハイスピードで臨場感のある音質が特徴」という。最大出力は11W×2(1kHz/8Ω)で、適合スピーカーインピーダンスは4Ω~8Ω。

前面にステレオミニのヘッドフォン出力も搭載。最大出力は60mW(1kHz/40Ω)。重量は700g。専用リモコンが付属し、電源のON/OFFや入力切替、音量調整等の操作が手軽にできる。

音を聴いてみた

片手で簡単につかめるサイズ感で、机の上に設置しやすい。前面ディスプレイは小型だが、表示は明るく、視認性は良好。ボリュームノブも前面についているので、音量調整も直感的にできる。

PCとUSB接続、ブックシェルフスピーカーを駆動し、ハイレゾファイルなどを聴いてみた。

1bit系デジタルアンプを採用しているとのことで、ハイスピードで高精細、キレの良いサウンドが小気味良い。低域を過度にふくらませるタイプではない。中にしっかりと芯があり、タイトかつトランジェントの良い低域が特徴で、ハイレゾファイルの情報量の多さを聴き取りやすい。

音場の空間表現も良く、見通しが良い。広がる音の余韻も見やすいので、デスクの上が広くなったように感じる。前述のように分解能が高いので、PCゲームなどをプレイして、敵の足音など、耳からの情報をあつめて戦うようなゲームにもマッチするだろう。