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LG、webOS搭載「LG Smart Monitor」一般販売。3月上旬から

アーム式のエルゴノミックスタンドを採用した「32SQ780S-W」

LGエレクトロニクス・ジャパンは、クラウドファンディングサイト「Makuake」で先行販売したwebOS搭載の31.5型4Kモニター「LG Smart Monitor」2製品の一般販売を順次開始する。通常スタンドの「32SQ730S-W」は3月上旬発売、アーム式のエルゴノミックスタンドを採用した「32SQ780S-W」は4月上旬発売で、いずれも価格はオープンプライス、店頭予想価格は通常スタンドモデルが83,000円前後、アーム式モデルが95,000円前後。

通常スタンドの「32SQ730S-W」

「チューナーレステレビでもない、ただの液晶モニターでもない、新たな提案」と位置づけるシリーズ。webOSを搭載し、モニター単体でYouTubeやNetflix、Amazon Prime Videoなどの各種動画配信サービスを利用できる。昨年12月の先行販売では、目標金額5,078%を達成して、大きな支持を集めた。

画面解像度は3,840×2,160ドット/4Kで、画面はアンチグレア。色域はDCI-P3を90%カバーする。LG独自のAI搭載映像エンジン「α5 Gen5 AI Processor 4K」も搭載しており、HDRや4Kアップスケーリング、FILMMAKER MODEなどを利用可能。一般的な2chのステレオサウンドを5.1chの立体サウンドに変換する「バーチャル5.1chサウンド」なども利用できる。

背面部

入力はHDMIが2系統とUSB Type-Cが1系統。このうちHDMIの1系統はeARCに対応する。USB Type-Cを使えば、ケーブル1本で映像と音声信号の伝送とデータ転送、給電が可能。そのほかUSBダウンストリーム(USB 2.0)×2、LAN端子も備える。出力5W+5Wのスピーカーも搭載。

消費電力は標準時42W、省電力/スリープ・モード時0.5W。両モデルともチルトや高さ調整が可能で、アーム式の32SQ780S-Wのみスイーベル(左右280度)、ピボット(左90度)ができる。

両モデルとも電源コードやHDMIケーブル、リモコンなどが付属する。スタンドを含めた外形寸法と重さは次のとおり。

  • 32SQ730S-W 714×260×487~597mm(幅×奥行き×高さ) 9.1kg
  • 32SQ780S-W 714×408×517~647mm(同上) 11.1kg