ソニー新サービス「Creators’ Cloud」スマホ向けアプリ公開

ソニーは、クラウド制作プラットフォーム「Creators’ Cloud」のスマートフォン向けアプリ「Creators' App」の提供を、3月9日より開始した。同アプリでは、ソニー製カメラで撮影した動画・静止画を簡単にCreators’ Cloudのクラウドストレージにアップロードでき、カメラのリモート操作もできる。

2023年2月時点で、リモート撮影・取り込みを含むすべての機能が利用できるカメラは「α7 IV」と「VLOGCAM ZV-1F」のみ。それ以外のモデルではリモート撮影、転送以外のストレージなどのクラウド機能が利用できる。

なお、'23年春には「α7R V」「FX30」「FX3」にも対応予定で、'23年以降に発売する多くの機種にも対応を拡大する予定。「α7 IV」と「α7R V」「FX30」「FX3」では、別途ソフトウェアアップデートが必要となる。

アプリはiOS/Android向けに無料で配布されており、動作環境はiOS 15.7～16.3、Android 9.0～13.0。動作確認済みスマートフォンとしてはXperiaやiPhoneのほか、GoogleのPixelシリーズ、iPadなどもリストされている。

データをアップロードするクラウドストレージについては、Sony IDでCreators’ Cloudにサインインすれば、誰でも5GB分を無償で利用でき、ソニーの対象カメラユーザーであれば、25GBまで無償ストレージを拡張可能。そのほか有料プランとして100GB、500GBのプランも用意する。