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ソニー、動画向けカメラ「FX3」「FX30」がCreators' App対応

FX3

ソニーは12日、映像制作用カメラシリーズCinema Line「FX3」「FX30」のアップデートを公開。新モバイルアプリ「Creators' App」や、DCI 4K(4,096×2,160)と24.00p記録に対応した。

アップデート後のバージョンはFX3が「Ver. 3.00」、FX30が「Ver. 2.00」で、FX30は必ず「Ver.1.05」にアップデートした上で今回の「Ver. 2.00」へアップデートするようアナウンスされている。

なお、今回のアップデートを適用すると従来の「Imaging Edge Mobile」と接続できなくなり、以降はCreators' Appが利用できるようになる。ワイヤレスリモートコマンダー/シューティンググリップ (GP-VPT2BT, RMT-P1BT)は一度カメラからペアリング設定を解除してペアリングをし直す必要がある。

Creators' Appは、Imaging Edge Mobileに代わる新たなアプリで、カメラからスマートフォンに画像転送したり、リモート撮影ができる他、多彩な機能が利用できる。

なお、カメラとCreators' Appのペアリングを行なうためには、Imaging Edge Mobileが最新バージョン(Ver.7.7.2以降)になっている必要があるほか、iPhone/iPadで利用しているユーザーは、カメラのアップデート後にiPhone/iPadを再起動してからカメラとCreators' Appのペアリングを行なう必要がある。詳しくはWebページを参照のこと。

アップデート内容は以下の通り。

  • Creators' Appに対応
  • Creators' AppやImaging Edge Desktopからのリモート撮影や画像転送の接続時に、よりセキュリティを向上する機能を追加
  • (FX3のみ)ブリージング補正に対応
  • DCI 4K(4,096×2,160)と24.00p記録に対応
  • 動画撮影時または動画再生時、アナモフィックレンズの撮影比率で圧縮された映像を、シネマスコープの画角に補正(デスクイーズ)してモニターに表示する機能を追加
  • スロー&クイックモードと動画モードがカスタムキーで切り替え可能に
  • 動画のファイル名がLong File Name形式に対応
  • 動作安定性を改善