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AI追跡機能を備えたスマホ用ジンバル「Insta360 Flow」
2023年3月29日 22:00
Insta360Japanは、AI追跡機能を搭載したスマホ向けジンバル「Insta360 Flow」を発売した。カラーはサミットホワイトとストーングレーの2色。価格は通常版が20,900円、スポットライトや各種ケーブル、収納バッグを付属したクリエイターキットが28,000円。
Insta360のAI追跡技術「ディープトラック3.0」により、ユーザーや目的の被写体を追跡しながら、3軸手ブレ補正によるスムーズなショットを実現するスマホ用ジンバル。自撮り棒、三脚、モバイルバッテリーが内蔵され、「外出先でプロ並みのコンテンツを撮影するのに必要なものがすべて備わっている」としている。
ディープトラック3.0には、人物の再認識機能を備え、録画中は同じ人物が視界からブロックされても追跡が可能なほか、被写体の形状が変化しても追跡し続けられる。被写体がフレームアウトした場合でも、移動する方向をたどって追跡し続けるという。
また、ズーム追跡、スローモーション追跡なども可能なほか、ライブモードでも追跡可能で、ビデオ通話中や外部アプリでのライブ配信中でも追跡機能が利用できる。
ジェスチャー機能も備え、ハンズフリーで追跡を開始させたり、カメラの方向を変えたりすることもできるため、一人で撮影する場合でも、三脚をセットして撮影を自動で行なえるとしている。
本体には、設定や操作に使うスマートホイールを装備。スワイプすることで、オート、フォロー、パン・フォロー、FPVの4つのメインモードに切り替えられる。オートモードでは、ユーザーの動きに基づいてジンバル設定を自動的に調整し、初心者でもブレのないショットを実現。
クリエイティブな撮影をしたい場合は、FPVモードを使用してスマートフォンを回転させ、バレルロールなどのFPVドローンのような動きをシミュレートできるとする。
可動範囲はパンが-230度～100度、ロールが-150度～180度、チルトが-100度～82度。
215mmまで伸びて自撮り棒として使えるエクステンションロッド、三脚、コールドシューを装備。内蔵バッテリーは容量2,900mAhで、連続駆動時間は12時間。撮影中にスマホを充電することもできる。
Bluetooth 5.0準拠。Insta360アプリにはAIを活用した撮影/編集ツールを装備。パノラマ、タイムシフト、モーションタイムラプス、ドリーズームの撮影モードをタップするだけで使えるほか、シーンに合わせた撮影テクニックの提案や80を超えるテンプレートも用意している。
互換性のあるスマートフォンは、幅64～84mm、厚さ6.9～10mm、重量130～300gのスマートフォン。詳しくはホームページの互換性リストを参照のこと。
外形寸法は、折りたたみ時162.1×36×79.6mm(幅×奥行き×高さ)、展開時269.4×69.9×73.6mm(同)。重量はジンバルが約369g、磁気スマートフォンクランプが約32g。通常版では磁気マグネットスマートフォンクランプ、充電ケーブル、グリップカバー、保護ポーチが付属。クリエイターキットでは通常版の付属品に加え、スポットライト、USB-C to Cケーブル、USB-C to Lightningケーブル、収納バッグが付属する。