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DJI、3眼カメラドローン「Mavic 3 Pro」。24、70、166mmの3レンズ

「Mavic 3 Pro」

DJIは、3眼カメラを搭載したフラッグシップドローン「Mavic 3 Pro」を発表した。直販サイトで予約販売を開始しており、販売開始は5月9日の予定。価格は本体とDJI RCのセットが261,800円。機体単体では販売しない。さらに付属品を充実させたコンボもラインナップする。

  • DJI Mavic 3 Pro(DJI RC 付属)261,800円
  • DJI Mavic 3 Pro Fly Moreコンボ(DJI RC 付属)352,000円
  • DJI Mavic 3 Pro Fly Moreコンボ(DJI RC Pro 付属)471,900円
  • DJI Mavic 3 Pro Cine Premiumコンボ 563,420円

【お詫びと訂正】記事初出時、機体単体での価格を記載しておりましたが、単体発売は行なわれません。お詫びして訂正します。(4月26日11時)

DJI Mavic 3 Pro Fly Moreコンボ
DJI Mavic 3 Pro Cine Premiumコンボ

35mm換算で24mm、70mm、166mmと、異なる焦点距離を持つ3眼カメラシステムを搭載。「幅広いシナリオに対応でき、創造性あふれるビジョンを表現できる」としており、広角カメラでどのような場所を撮影したいか確認、中望遠カメラで特定のロケーションに絞った上で、その中の特定の景色や人物に焦点を当てて撮影するなど、それぞれのカメラを組み合わせて使用できる。

他のMavic 3シリーズと同様、Hasselbladカメラは4/3型 CMOSを採用。最大12.8ストップのネイティブ ダイナミックレンジに対応、12bit RAW写真も撮影できる。ハッセルブラッド ナチュラルカラー ソリューション(HNCS)により、人間の目で知覚した色合いを正確に再現できる。

最大5.1K/50fpsや、DCI 4K/120fpsなどの撮影が可能。10bit D-Log Mカラーモードに新たに対応し、最大10億色の記録が可能。「夜明けや夕暮れ時などのハイコントラストな撮影シナリオでも、細部まで繊細に捉えた自然なカラーグラデーションを再現し、色彩豊かに表現する」とのこと。

更なるオプションに対応し、3種類のカメラ全てでApple ProRes 422 HQ/422/422LTコーデックに対応。1TB SSDも内蔵し、10Gbpsの高速データ転送ケーブルを使うことで、よりプロフェッショナルなワークフローが可能になる。

焦点距離70mmの中望遠カメラは、1/1.3インチCMOSを採用すると共に、光学3倍ズームも可能。48MP/12MPでの写真や4K/60fpsでの動画が撮影可能で、D-Log Mにも新たに対応する。

望遠カメラもさらに進化。絞りがF4.4からF3.4と明るくなっているほか、解像度・動画フレームレートも性能がアップ。光学7倍ズームでの4K/60fps動画撮影や12MP写真撮影が可能。

最大28倍のハイブリッドズームを使用すると、雪山、建物などで被写体に近づくことなく対象を確認でき、野生動物などと安全な距離を保った状態で、被写体を脅かすことなく簡単に観察できる。

最大43分の飛行が可能。全方向障害物検知とAPAS 5.0を搭載し、8つの広角ビジョンセンサーで、全方向の障害物を正確に検知。障害物を避けた安全な飛行ルートを計画してくれる。

DJI O3+伝送システムにより、1080p/60fps HDでライブ映像を高いフレームレートで最大 15km先から伝送できる(日本国内は8km)。ウェイポイント飛行、クルーズ制御、アドバンストRTHといった機能も搭載し、自動飛行機能が充実した。

様々な方向に飛行しながら安定したトラッキング撮影をする「フォーカストラック」、自動で撮影、編集、音楽を追加し、シネマティックな動画を生成する「マスターショット」、ドローニー、ロケット、サークル、ヘリックスといった様々なカメラワークで撮影できる「クイックショット」、「パノラマ撮影」などいのインテリジェント機能も備えている。