Beats、3倍大型化したマイクでANC強化の完全ワイヤレス「Studio Buds+」

「Studio Buds+」左からアイボリー、トランスペアレント、ブラック/ゴールド

Beatsは、完全ワイヤレスイヤフォン「Studio Buds+」を6月12日16時よりApple Online Store、13日よりApple Store、正規販売店にて発売する。価格は24,800円。カラーはブラック/ゴールド、アイボリー、トランスペアレントの3種類。

2021年8月に発売された「Studio Buds」の第2世代モデル。大幅に向上したアクティブノイズキャンセリング(ANC)、外部音取り込みモード、通話品質、再生時間により、快適な完全ワイヤレス体験を提供するとしている。

Beats独自のアコースティックプラットフォームによって、パワフルでバランスに優れたサウンドが楽しめるという。それぞれのイヤーバッドに独自の二層構造のトランスデューサーを搭載し、よりクリアな低音と歪みの少ないサウンドを実現した。

3つの通気口を備え、オーディオの再現性を向上。装着時の圧力も低減されるため、一日中快適に装着できるとする。

Apple Musicでは、ドルビーアトモスでミックスされた楽曲の再生時に、自動で空間オーディオに対応。同時に64台のスピーカーに囲まれているような感覚が楽しめるという。

3倍の大きさに改良されたマイク、再設計されたベント、パワフルなプロセッサを搭載。ANCの効果は前モデルと比較して最大1.6倍、外音取り込みの精度は最大2倍向上したとしている。

Appleのデバイスと組み合わせた場合、iCloudに登録されているデバイスとワンタッチでペアリング可能。Siriや「探す」機能などにも対応する。

Androidデバイスでは、Fast Pairに対応するほか、対応デバイス間でのシームレスな音声切り替えに対応。Googleの「デバイスを探す」も使用できる。また、専用のBeatsアプリを使用してStudio Buds+を最大限に活用できるとする。

最大連続再生時間はANCオフでは9時間で、充電ケース併用では最大36時間再生できる。ANCオンの場合は単体で6時間、ケース併用で24時間再生できる。5分の充電で1時間再生できる急速充電も備えている。

Bluetooth 5.3準拠。IPX4相当の防水対応。重量はイヤフォン片側5g。ケースは49g。イヤーピース(XS/S/M/L)、USB-Cケーブルなどが付属する。