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ファーウェイ、すべて曲線のインナーイヤー型TWS。ANC付き

HUAWEI FreeBuds 5

ファーウェイ・ジャパンは、曲線のみでデザインしたというインナーイヤー型のアクティブノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤフォン「HUAWEI FreeBuds 5」を、5月24日に発売した。価格はオープンプライス、店頭予想価格は21,800円前後。カラーはセラミックホワイト、シルバーフロストの2色。6月6日までは期間限定価格として18,800円で販売する。

セラミックホワイトとシルバーフロストの2色展開

水滴などの「自然の美しさそのままを製品に」したという完全ワイヤレスイヤフォン。人間工学にも基づいており、広い接触面積で耳にしっかりとフィットするという。

曲線のみでデザインされたイヤフォン

デザインにあたって、何百回ものテストを重ね、1万を超える耳サンプルでシミュレーションも実施。イヤフォン上下の接地面をあえて非対称にしたり、ステムに32度の傾斜を付けたりすることでフィット感を高めている。競合製品と比べて、耳と接地する部分の全長が短いため、耳への負担も少ないという。

ケースはマット仕上げ

イヤフォン自体は光沢感のある仕上げ。ケースはマット仕上げで、「ジュエリーのように美しく、取り出しやすさも追及」したとのこと。

改良を加えた11mm径のマグネットダイナミックドライバーを搭載。磁気密度を高めてパワフルな低音を実現するデュアルマグネットリング機構と、気流の通り道を広げることで空気抵抗を減らし、ドライバーユニットの振幅を大きくする音圧強化技術を採用し、迫力ある低音を再生できる。

AirPods Pro(第2世代)とのケースサイズ比較
AirPods Pro(第2世代)とのイヤフォンサイズ比較

再生周波数帯域は16Hz~40kHz。Bluetooth 5.2準拠で、LDACとL2HCコーデックによるハイレゾ認証も取得している。マルチポイントにも対応。アプリから10段階のカスタイマイズEQも利用できる。Harmony OS 3以降を搭載したHuawei製デバイスではドラッグ&ドロップで接続できるスーパーデバイス機能も利用できる。

インナーイヤー型ながら、ANCに対応。トリプルマイクノイズキャンセリングと、耳の中の音響状態を検出して音を調整するアダプティブイヤーマッチングテクノロジー、周囲の環境にあわせて最適なノイズキャンセリングモードに自動で切り替えるスマートアクティブノイズキャンセリングにより、ワングレード上のノイズキャンセリング体験ができると謳う。

通話面でも、トリプルマイクと、ディープニューラルネットワークアルゴリズム(DNN)によって、通話相手にクリアではっきりとした音声を届ける。

バッテリー性能も強化されており、イヤフォン単体での連続再生時間はANC ON時で、従来モデルより1時間長い最大3.5時間。ケース併用時は同6時間長い最大20時間を実現した。ケースで5分間充電するだけで2時間音楽再生ができるスーパーチャージ機能も備える。ケースはUSB Type-Cによる有線充電とワイヤレス充電に対応。

イヤフォンのアーチ型ステムにより、操作性も向上したという。ダブルタップで通話の応答・終了や再生・一時停止、上下スワイプで音量調整、長押しでANCモードのON・OFFなどを切り替えられる。イヤフォンのみIP54の防塵防水仕様。

外形寸法はイヤフォンが約17.6×22.8×32.4mm(幅×奥行き×高さ)、ケースが約50.1×27.3×66.6mm(同)。重さはイヤフォン単体5.4g、ケースが約45g。

曲線デザインのイヤフォンが特徴。「HUAWEI FreeBuds 5」