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全シアターDolby Atmos。「イオンシネマとなみ」7月開業

イオンエンターテイメントは、富山県砺波市の商業施設「イオンモールとなみ」に、同市初のシネマコンプレックス「イオンシネマとなみ」を、7月1日にオープンする。立体音響技術「Dolby Atmos」を全スクリーンで採用した国内初の劇場となる。

所在地は富山県砺波市中神1丁目174番地イオンモールとなみ1階区画。場内の5スクリーンすべてにDolby Atmosを採用した「Dolby Atmos MULTIPLEX」を導入。さらに県内で初めて全スクリーンにレーザープロジェクターも導入する。5スクリーン合計の座席数は414席。

全スクリーンにDolby Atmosとレーザープロジェクターを導入

座席は、電動リクライニング付きの「ハイグレードシート」、寝そべりながら鑑賞できる「コンフォートシート」、両肘のある上質生地を使った「通常席」の3タイプを全スクリーンに導入する。コンフォートシート、通常席は通常鑑賞料金で利用でき、ハイグレードシートは+500円(ワンドリンク付き)。

イオンシネマの新業態「コンパクト型シネマコンプレックス」として初めてオープンする劇場でもある。劇場運営の一部を自動化することで、業務オペレーションの効率化と、顧客満足度の向上を同時に実現する、同社初のDXへの取り組みになるという。

具体的には、チケットレス入場を採用し、インターネット予約(e席リザーブ利用)時にはチケットを発券することなく、スムーズに入場ができる。

飲食売店はセルフオーダーシステムを導入する。画像はイメージ(イオンシネマ幕張新都心)

また、ポップコーンやドリンクなど飲食売店には、ネットスターズのセルフオーダーシステム「StarPay-Order」を導入する。手持ちのスマートフォンでオーダーから決済まで完了する「モバイルオーダー」と、設置型のタッチパネル端末でオーダー・決済ができる「キオスクオーダー(セルフレジ)」の2タイプで、飲食売店での待ち時間解消を目指す。

オープニング上映予定作品は「THE FIRST SLAM DUNK」や「リトル・マーメイド」「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」など。