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フォステクス、BTとUSB DAC内蔵・新機軸デスクトップスピーカー「PM0.3BD」
2023年6月16日 13:53
フォスター電機は、デスクトップ向けのコンパクトなアクティブスピーカーで、Bluetooth受信やUSB-DACも内蔵した「PM0.3BD」を6月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は34,650円前後。
「サブスク音楽や動画配信を高音質なサウンドにより楽しめる」というアクティブスピーカー。ステレオミニのAUX入力に加え、Bluetooth受信、USB-C入力を装備。BluetoothはA2DPプロファイルをサポートし、コーデックはSBC/AACに対応。USBは96kHz/24bitデータまで入力可能。スマホからBluetoothでワイヤレス接続したり、PCと接続してUSBスピーカーとして使うこともできる。
音質を切り替えられる「MUSIC/VOICE」モードを搭載。「MUSIC」モードはPCオーディオやスマートフォンでのリスニング、DTMなどに適した音質。「VOICE」モードはインターネット配信でのナレーションなど声を中心としたモニターに適した音質になるという。
ユニットは2ウェイ構成で、グラスファイバー振動板の75mmウーファーと、19mmのシルクドームツイーターを搭載。「DSPによる緻密な音質調整と相まって、量感溢れる低域から張りのある中域、伸びやかな高域まで、ハイレゾ音源に対応する高品位なサウンドを提供する」という。
エンクロージャーは自然な響きを生む木製。アクティブな右側は、エンクロージャーとアンプ部を分離構造とすることで、エンクロージャー内部の音による回路部品の不要な空気振動を遮断。15W+15Wのデジタルアンプの性能をフルに引き出せるという。
左側のパッシブスピーカーも同様の分離構造とし、左右のエンクロージャーを同容積とすることで、左右の内容積差に起因する音質の差異を抑制している。
本体前面にボリュームノブやインプットセレクターを備え、操作性を高めている。サブウーファー端子も備え、アクティブ・サブウーファー「PM-SUBmini2」などを接続することも可能。
無音状態が15分続くと、消費電力を低減する省電力モードを装備。背面スイッチでON/OFFできる。
外形寸法は110×133×212mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3.4kg(1ペア)。左右のスピーカーを接続するワンタッチスピーカーケーブルは1.5mだが、今秋に3mの延長用ワンタッチスピーカーケーブル(ET-PM3.0SP)も発売予定。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1,980円前後。
