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Hiby、AK4191EQ + Dual AK4499EX搭載でクラスA/ABアンプ切替可能「R6 Pro II」

新DAP「R6 Pro II」

ミックスウェーブは、Hiby Musicの新DAP「R6 Pro II」を6月30日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は120,000円前後。

旭化成エレクトロニクスの新フラッグシップDAC「AK4191EQ + Dual AK4499EX」を電流出力モー ドで使用。デジタル変換とアナログレンダリングを完全に独立して稼働している。

AK4499EXの8つのDAC出力レールにそれぞれ独自のI/V変換機能をもたせ、ポテンシャルを最大限に引き出したという。2台のAK4499EXはそれぞれデュアルモノラル出力に設定され、両方のDACのすべてのレールがバランスとシングルエンドの両方の動作に貢献している。

電源部は、電源回路設計歴30年以上というエンジニアが設計。高フラックス、超低内部抵抗、完全シールド型ハイパワーインダクタを多数使用し、デジタル、デコード、プリアンプ、出力段の電源を独立させ、干渉のない純粋な電源を実現したとする。

超低位相ノイズとジッターのために、45.1584MHzと49.152MHzのフェムト秒精密水晶発振器を搭載。

アンプ部は、クラスAアンプ「OPQ1652」×2、NXPバイポーラトランジスタ×8で駆動。クロスオーバー歪みゼロ、高速過渡応答性を実現したとする。さらに、クラスABアンプモードも用意。

クラスAモードでは「音のパワーと密度を高めると同時に、より強力なドライブコントロールが可能になり、スモールサイズのヘッドホンやマルチハイブリッドIEMのような複雑な負荷でもドライブできる」とし、ABモードでは「より長い再生時間と低発熱を実現し、市販のほとんどのIEMに対応する」という。

PCM 1,536kHz/32bit、DSD 1024のネイティブデコーディングが可能。MQA 16倍展開も可能。SoCは、QualcommもSnapdragon 665。5.9型のディスプレイは解像度2,160×1,080ドット。OSはAndroid 12をベースにしたHiByOS。

Androidから、音量調整、不要な余分なサウンドエフェクトの除去。サードパーティ製アプリのシステムワイドなビットパーフェクトオーディオ、その他あらゆるオーディオ関連のシステムに最適化したものだという。

USB DAC機能も搭載。Bluetooth送信に加え、Bluetoothレシーバーとしても使用できる。

イヤフォン出力は3.5mmアンバランスと、4.4mmバランスを装備。ラインアウト、同軸デジタル出力、USBオーディオ出力も装備。外形寸法は147.45×75.2×15mm(縦×横×厚さ)で、重量は285g。