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ラディウス、384kHz/32bit対応のDACアンプ。約1.6万円

DACアンプ「RK-DA70C」

ラディウスは、USB-C接続でスマホやタブレットでハイレゾ再生が楽しめるDACアンプ「RK-DA70C」を9月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,950円前後。

Apple製品との互換性を保証するMFi認証を取得した、ステレオミニ端子搭載のDACアンプ。日本オーディオ協会のハイレゾマークを取得しており、PCMで最大32bit/384kHz、DSDで最大5.6MHz(DoP再生)まで対応した。

SoCとしてESS Technology製「ES9270C」を採用。独自のノイズシェービング技術により、動特性(定格負荷のもと単純信号波形の入力時に得られる出力特性)における定常ノイズを除去することができる「Hyperstream DAC」を搭載。さらに、D/A変換を行なう際に発生しうるオーディオマスタークロックの時間軸上でのブレを補正することで、より高精度な信号変換を実現する「タイムドメイン・ジッターエリミネーター回路」を備えた。

またES9270Cは、G級アンプを内蔵。再生する楽曲などの音声信号レベルが低いときは、より低い電源電圧を使用し、信号レベルが増加すると、自動的に適切な電源電圧に切り替わる。信号レベルの大きさに合わせて効率良く動作することで、接続端末の電源使用量を最適化し、省電力ながらも音声の出力レベルを問わず常に再現性の高い楽曲再生が可能だという。

接続イメージ

コネクタはUSB-Cで、iPadOS 15、AndroidOS 12、MacOS 13.2、Windows10以降に対応するデバイスで使用可能。なお、接続するオーディオ機器のリモコン・マイク機能は利用できない。

ハイレゾ再生にはアプリ「NePLAYER」を推奨。本機を接続した場合は、無料版の「NePLAYER Lite」のハイレゾ再生機能を、課金購入することなく利用できる。

筐体素材には、軽量で高剛性のアルミニウムを採用。全長は10cm。