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「AirPods Pro(第2世代)」もUSB-Cに。有線「EarPods」も

MagSafe充電ケース(USB-C)付きAirPods Pro(第2世代)

アップルは13日、iPhone 15のUSB-C端子採用に合わせて、充電ケースにUSB-C端子を備えた「AirPods Pro(第2世代)」を発表した。9月22日より発売する。価格は39,800円。

USB-C仕様の有線イヤフォン「EarPods(USB-C)」も直販ストアに追加され、注文受け付けを開始している。価格は2,780円。

EarPods(USB-C)

1本のUSB-Cケーブルを使ってMac、iPad、AirPods、そしてiPhone 15のラインナップを簡単に充電できるようになる。また、USB-Cコネクタを備えたiPhone 15、iPhone 15 Plus、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxを使って、AirPodsを直接充電することも可能。

AirPods Pro(第2世代)は、USB-C端子を採用しただけでなく、イヤーバッドとケースを改良する事で、IP54相当に防塵性能が強化されるほか、ヘッドセットデバイス「Apple Vision Pro」と接続時に極めて低いレイテンシでのロスレスオーディオを可能にし、「Apple Vision Proとともに完璧な真のワイヤレスソリューションを提供する」としている。

最新のAirPods ProとApple Vision Proに搭載されたH2チップと、ワイヤレスオーディオプロトコルを組み合わせることで、48kHz/20bitのロスレスオーディオを可能にする。なお、ロスレスオーディオはApple Vision Proへの接続時にのみ機能する。

iOS 17の新機能で、Lightning仕様も含めたすべてのAirPods Pro(第2世代)で適応型オーディオや会話感知などの新しいオーディオ体験が可能になる。

適応型オーディオは、外部音取り込みモードとアクティブノイズキャンセリングを動的に組み合わせて、ユーザーの周囲の音にもとづいてノイズコントロールを調整するもの。オフィスでの雑談や家の掃除機、近所のカフェの騒音などの気が散る雑音を減らしながら、ユーザーが周囲の様子を把握できるようになるとしている。

会話感知は、ユーザーの近くにいる人が話し始めた際に、コンテンツの音量を下げ、ユーザーの目の前にいる人の声を大きくし、周囲のノイズを軽減する機能となっている。

また機械学習を活用し、ユーザーの好みを学習して環境条件などにより音量を調整するパーソナライズされた音量機能も加わる。

iPhone 15シリーズからUSB-C接続でAirPods Pro(第2世代)が充電できるようになった