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Dolby Cinema北海道初上陸。「TOHOシネマズ すすきの」11月末開業

TOHOシネマズは、同社として北海道内初となる直営シネマコンプレックス「TOHOシネマズ すすきの」の開業日を11月30日と発表した。10スクリーン、1,732席のシネマコンプレックスで、北海道初上陸となるDolby Cinemaも導入する。

同シネマコンプレックスは、東急不動産と竹中工務店、イトーヨーカ堂、アインファーマシーズ、キタデンが北海道札幌市中央区のススキノラフィラ跡地に建設中の複合商業施設「COCONO SUSUKINO」の5~7階にオープンする。

TOHOシネマズでのDolby Cinema導入は、今年4月に開業したTOHOシネマズ ららぽーと門真に続く2劇場目。「驚異的なコントラストと圧倒的な明るさの表現により色鮮やかでリアルな映像を創り出す“ドルビービジョン”と、息をのむほどリアルなサウンドが周りを流れる“ドルビーアトモス”に、卓越したシアターデザインを組み合わせることで、映画館を最高に魅力的な空間へと変貌させる」という。TOHOシネマズ すすきのでは263席のスクリーン10がDolby Cinemaとなる。

そのほかTOHOシネマズ独自規格のラージスクリーン「TCX」やLOVE PSYCHEDELICOのNAOKI氏が音響調整を監修したプレミアムサウンド、プライベート空間を確保した広々とした座席のプレミアムシートを組み合わせ、最高の映画体験を追求したという「プレミアムシアター」を321席のスクリーン8に導入する。

2種類のプレミアムシートを用意する

プレミアムシートは、革張りで同社一般席より横幅を25cmほど、前後幅を約10cm広げた「ワイド コンフォート シート」、そのワイド コンフォート シートを上回る最高品質で、座席を隣席と完全に切り離した「プレミア シート」の2種類を用意する。ワイド コンフォート シートは5シアターに全137席、プレミア シートはプレミアムシアターのスクリーン8、Dolby Cinemaのスクリーン10に、各7席設置する。

高精細な再生が可能な“大型3Wayメインシステム”と、通常の1.5~2倍のパワーを発揮する“アイソバリックサブウーハーシステム”、メインシステムに劣ることなく広帯域で高精細な再生が可能な“3Wayサラウンドシステム”で構成される、「音の体感・迫力あるサウンド」に特化した「轟音シアター」も203席のスクリーン9に導入する。

「TOHOシネマズ すすきの」ロビーイメージ

劇場デザインは、日本有数の繁華街の一つである“すすきの”の玄関口において、多くの人に利用してもらえるよう都会的でありながら安心感のあるシネマデザインを計画しているとのこと。ロビーに続く共用部もシネマ仕様にデザインすることで非日常感を演出し、「シネマがある5階に足を踏み入れた瞬間から映画鑑賞が始まる」としている。

定額で好きなドリンクがおかわり自由になる「ドリンクステーション」を北海道で初導入。コールドドリンクからココア、ミルクティーなどのホットドリンクまで幅広いラインナップを導入する。そのほか、ヨーロッパNo.1カフェブランドのCOST COFFEE(ドリンクステーション対象外)も道内シネマコンプレックスで初導入。

また12月22日の公開に合わせた全国展開に先駆けて、劇場アニメ「劇場版 SPY×FAMILY CODE:White」シネマイレージカードを数量限定で先行発売する。

同シネマコンプレックスが入るCOCONO SUSUKINOは、地上18階・地下2階の複合商業施設で地下鉄すすきの駅と直結。映画館のほか、食品スーパーマーケットやレストラン街、ゲームセンター、ホテルなどがオープンする。所在地は北海道札幌市中央区南4条西4丁目1番1。

「COCONO SUSUKINO」外観イメージ