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JBL、10万円以下の“分離する”サウンドバー「BAR 800」。5万円以下「BAR 300」も

「JBL BAR 800」

ハーマンインターナショナルは、JBLやHarman Kardonブランドなどから今秋以降に発売予定の新製品を紹介するメディア向けイベント「HARMAN ExPLORE TOKYO 2023」を開催。その中で、JBLの新サウンドバーとして、ワンバータイプでAtmos対応の「BAR 300」と、サウンドバーの両端を分離すると、バッテリー内蔵ワイヤレスサラウンドスピーカーになる「BAR 800」を参考出品した。

いずれも10月ころの発売予定で、価格は「BAR 300」が49,500円前後、「BAR 800」が99,000円前後の見込み。

上から「JBL BAR 800」、「JBL BAR 300」

また、ポータブルワイヤレススピーカー「BOOMBOX 3 WiFi」(79,200円前後)と「CHARGE 5 WiFi」(33,000円前後)の2機種を11月頃に発売予定。

このワイヤレススピーカーは、ワンバータイプのサウンドバー「BAR 300」とワイヤレス連携できるのが特徴。BOOMBOX 3 WiFi×1台を、サウンドバーのサブウーファーとして使えるほか、CHARGE 5 WiFiを2台用意すると、それをサウンドバーのサラウンドスピーカーとして使うことができる。

左から「CHARGE 5 WiFi」、「BOOMBOX 3 WiFi」

BAR 300

「JBL BAR 300」

ワンバータイプのサウンドバーで、6基のスピーカーを内蔵。ワンバーだけでも没入感のあるサウンドを再生できるが、前述の通り、BOOMBOX 3 WiFiとワイヤレスで連携し、BOOMBOX 3 WiFiをサブウーファーとして使うことも可能。

Dolby Atmosに対応。声を聞き取りやすくする独自技術「PureVoice」も備えている。

アプリを用いて、各種設定から音楽再生までを一元管理できる。

BAR 800

「JBL BAR 800」

10万円を切る価格ながら、上位モデル「BAR 1000」(直販143,000円)と同様に、分離するサラウンドスピーカーがセットになっているのが特徴。アクティブサブウーファーもセットになっている。

合計11基のドライバーを搭載した5.1.2chサウンドバー。サウンドバーの両端が着脱でき、外した状態でサラウンドスピーカーとして使える。映画を見る時だけ、サウンドバー本体からサラウンドスピーカーを分離し、棚や椅子の上などに設置して、映画をリアルなサラウンドで楽しめる。Dolby Atmosにも対応する。

サウンドバーの両端が着脱でき、外した状態でサラウンドスピーカーとして使える

サラウンドスピーカーにはバッテリーも内蔵しているため、電源ケーブルの接続は不要。完全なワイヤレスでシアター環境を構築できる。サウンドバーに接続すると、自動的に充電してくれる。なお、サウンドバーにドッキングした状態でも使用可能。

別筐体のサブウーファーは、300Wのハイパワー仕様となっている。

サラウンドスピーカーをバースピーカーに取り付けると、自動的に充電してくれる

BOOMBOX 3 WiFi/CHARGE 5 WiFi

BOOMBOX 3 WiFi

いずれもバッテリーを内蔵したワイヤレススピーカー。前述の通り、BOOMBOX 3 WiFiはサウンドバーと連携してサブウーファーとして、CHARGE 5 WiFiはサラウンドスピーカーとして使うことも可能。ただし、BOOMBOX 3 WiFiは1台のみ、CHARGE 5 WiFiは2台揃えないとサウンドバーとの連携はできない。

CHARGE 5 WiFi

専用アプリを使い、Wi-Fi対応製品を一元管理できる。

アプリから連携の設定をしているところ。イマーシブ5.1を選択、メインのBAR 300を選んだ後で、組み合わせるワイヤレススピーカーとしてBOOMBOX 3 WiFi、CHARGE 5 WiFiを選択する

筐体はアイコニックなデザインで、ゴールドのロゴなどがアクセントになっている。

ユニット構成は、BOOMBOX 3 WiFiが3ウェイ、CHARGE 5 WiFiが2ウェイ。大容量バッテリーを搭載し、BOOMBOX 3 WiFiは最大約24時間、CHARGE 5 WiFiは最大約20時間の再生が可能。