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ビクター“推し声オーディオ”に鈴村健一特化の専用オプション

鈴村健一の声に特化したサウンドモードを追加するUSBメモリー「USB-VA1」

JVCケンウッドは、Victorブランドより、推し声優の“声”をシーンに合わせて最適なサウンドで楽しめる“推し声オーディオ”のミニコンポ「EX-DUB1」のオプション第1弾として、人気声優・鈴村健一の声に特化したサウンドモードを追加するUSBメモリー「USB-VA1」を、12月下旬に公式オンラインストアとアニメイトで発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8,000円前後。予約は9月26日に開始している。

「EX-DUB1」

EX-DUB1は、振動板に木を採用した同社独自の“ウッドコーンスピーカー”を搭載した一体型モデル「EX-D6」をベースとし、“声”に特化したサウンドモードを搭載したミニコンポ。11月下旬発売で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は87,000円前後。同社の音響技術を生かせる新規事業として、「声優の“声”をより良く聴く」をコンセプトに社Hamaru Strategyと推進中の「推し声オーディオプロジェクト」から生まれた第1弾商品でもある。

このプロジェクトの推進にあたっては、文化放送と同局で番組を持つ鈴村の協力を得て、声優の活躍の場として欠かせないラジオ放送でさまざまな調査を行なってきたとのこと。こうした調査をもとに声優個人の“声”をより楽しむEX-DUB1専用USBメモリーの商品化が決まった。

USBメモリーを使うことで、鈴村の“声”のみに特化したカスタムサウンドモードを追加できる。このサウンドモードでは、鈴村の音源をリファレンストラックとし、本人を交えて徹底した“鈴村健一仕様”のチューニングを実施したという。

鈴村健一カスタムサウンドモードは全8種類で、「同氏の幅広い活躍シーンにおける、さまざまな音源の再生に対応できる」とのこと。各モードの特徴は以下のとおり。

  • 「SUZU ROCK」
    腹に響くドラムや歪むギターの音の中でも明瞭に聴こえる声
  • 「SUZU POP」
    楽器の音が粒立ちよく弾け、際立つボーカルの華やかな声
  • 「SUZU BALLADE」
    2m先でマイクを通さずアカペラで歌いかけてくれている声
  • 「SUZU LIVE」
    5,000人規模の会場1階席15列目センター付近で聴こえる声
  • 「SUZU MANTEN」
    シアター音響ブース付近で心地よい反響と共に聴こえる声
  • 「ラジベース」
    構成作家が同じブース内で聴いている声
  • 「トクサツ(特撮)」/「ショーワトクサツ(昭和特撮)」
    鈴村氏おすすめの聴き方に音質設定

また、ラジオ番組「鈴村健一のラジベース」内でリスナーから募集したセリフやシーンをもとに制作した全50種類のオリジナル「おはようボイス」も収録する。ある時は人、ある時は動物やモノなど、各シチュエーションに応じたオリジナルボイスが収録されているとのこと。同番組の企画から生まれた「“やる気”ソング」全7曲も収録する。どちらも録音は音響監督の三間雅文氏が担当。

製品には声を楽しむ鈴村の表情が特徴的な撮り下ろしのオリジナルフォトカードを同梱。カード裏面の二次元コードから購入者限定特設サイトにアクセスできる。同サイトでは収録されている各ボイストラックの役柄設定などが掲載される予定。

また公式オンラインストア「JVCケンウッドストア」と「アニメイト/アニメイト通販」では、購入者特典として対象店ごとに異なる絵柄のブロマイド(全2種)も用意する。