EarFun、強力ANC、96kHz/24bit対応で1万円を切る「Free Pro 3」

EarFun Free Pro 3

EarFun Technologyは、ハイブリッド型ノイズキャンセリング機能を搭載し、aptX Adaptiveコーデックにも対応する完全ワイヤレスイヤフォン「EarFun Free Pro 3」を発売した。価格は9,480円。

Bluetooth SoCに「QCC3072」を搭載。Bluetoothのコーデックは、SBC、AACに加え、96kHz/24bitのaptX Adaptiveにも対応。Qualcommの提唱するサウンドプラットフォーム「SnapDragon Sound」に対応している。

さらに、次世代Buetoothオーディオ規格のAuracast(Bluetooth LE Audio)と必須コーデックのLC3にも、後日のソフトウェアアップデートで対応する予定。

ハイブリッド型アクティブノイズキャンセリング機構を搭載。EarFunの独自技術「QuietSmart 2.0」により、最大43dBの強力なノイズ低減性能を持つという。風切り音の少なさや外音取り込みモード時の自然な響きにもこだわっている。

ノイズキャンセリングの効果を高めるために、2種類のイヤーピースを同梱。音質への影響が少ないシリコンタイプはXS/S/M/L/XLの5サイズ用意。より強力な効果が得られるフォームタイプはS/M/Lの3サイズ。フィット感を高めるために、シリコンイヤーフックもS/M/Lの3サイズを用意している。

厳選したウール複合素材を振動板に採用した7mm径のドライバーを採用。「迫力の低音から自然な中音、伸びやかな高音までバランスよく再現する」とのこと。

音声信号到達のタイムラグを55ミリ秒(0.055秒)に抑えるというゲームモードも搭載。特別なコーデックを必要とせず、シビアな判定を伴う音楽ゲームやFPS/TPSゲームにマッチするという。

通話専用マイクを左右に配置し、音声の明瞭さが向上。Qualcomm cVc 8.0の活用により周囲のノイズも低減、クリアで聞き取りやすい音声通話を実現。2台のデバイスに同時接続し、必要に応じ切り替えるマルチポイント接続にも対応する。

iOS/Android対応の専用アプリ「EarFun Audio」を使い、10種類のプリセットを用意したイコライザーが利用可能。ノイズキャンセリングの切り替えや、タッチ操作の設定、マルチポイント接続の設定などができる。

連続再生時間は、ANC OFFで最大7.5時間、充電ケース込みで最大33時間。ANC ONでは最大6時間と27時間。イヤフォンの重量は5g、充電ケースは41.5g。