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ラックスマン、LIFES搭載でZ世代化「プリメインアンプの新スタンダード」L-505Z

「2023東京インターナショナルオーディオショウ」で展示された「L-505Z」

ラックスマンは、プリメインアンプの新モデル「L-505Z」を12月下旬に発売する。価格は385,000円で、カラーはブラスターホワイト。

2017年に発売されたヒットモデル「L-505uXII」のコアとなる増幅回路「ODNF」を完全刷新。すでにZ世代化を果たしている「L-507Z」や「L-509Z」に次いで、次世代のアンプ回路を担う高音質 ・増幅帰還エンジン「LIFES 1.0」を搭載した、最新のプリメインアンプとなる。

「L-505Z」

定格出力は150W+150W(4Ω)。パワーアンプステージに採用されたLIFESは、無帰還回路のような自然な音質を得られるODNFの技術的思想を基に、回路全体をゼロベースでシンプルに再構築したもの。「2025年のラックスマン創業100周年を見据えた渾身の基幹回路」だという。

独立したプリアンプステージには、音質を吟味した最新部品によるディスクリートバッファー回路を構成。内蔵フォノアンプは、初段をパラレル化することで上位モデル同様の回路仕様にグレードアップ。使用するカートリッジに合わせてMM/MCポジションを切り替えられ、本格的なアナログレコード再生が可能。

ボリューム操作部には、独自の電子制御アッテネーター「LECUA」を88ステップ対応のソリッドステートタイプで搭載。再生時のシチュエーションに合わせた細やかな音量調節が可能。

機能面では、他のZ世代モデル同様、大型の針式レベルメーターの中央部にレイアウトした7セグメントLEDによる音量表示を採用。ヘッドフォン出力は、グラウンド配線左右独立の4.4mm端子を新設している。

他のオーディオ機器との電源連動を可能にするトリガー入出力端子や外部コントロール端子も装備する。

入力端子は、RCAライン×4、Phono(MM/MC切替)×1、バランス・ライン×1、セパレート入力×1を搭載。セパレート出力×1も備える。スピーカー出力はA、B 2系統で、AB同時出力も可能。

消費電力は270W。最大外形寸法は440×454×178mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は22.5kg。リモコン「RA-17A」や電源ケーブル「JPA-10000i」が付属する。