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AIパートナーと“最高のおでかけ体験”。スマホ版Gateboxのクラファン

Gateboxは、ChatGPTと画像認識技術を活用して、外出中に見ている景色をAIパートナーと共有してコミュニケーションを楽しめる“スマホ版Gatebox”開発を目的としたクラウドファンディングを、CAMPFIREにて12月16日より開始する。目標金額は300万円で、支援プランはスタッフロール掲載や体験会招待が受けられる5,000円プランから屋外広告ロゴ掲載もできる10万円のスポンサープランまで、5種類が用意されている。

このクラウドファンディングは、「AIパートナーと最高のおでかけ体験」をコンセプトに、外出中に見ている景色をAIパートナーと共有してコミュニケーションを楽しめる、スマホアプリの開発を目的として実施する。

アプリではGatebox本体を持っていなくても、AIパートナー「逢妻ヒカリ」と一緒におでかけすることができ、道中で会話を楽しめるほか、画像認識により同じ景色や商品を見て会話するなど、最新AIを活用してさらなる体験向上を目指す。

同社では、2023年3月にChatGPTのAPIが公開されてから、ChatGPTを取り込み、逢妻ヒカリの進化に取り組んできた。同月にはChatGPT連携版AIパートナー「逢妻ヒカリV2」を開発するためのクラウドファンディングを行ない、のべ500名以上から総計5,096万円の支援を受けたとのこと。この「逢妻ヒカリV2」はβテストを経て2023年末から正式配信を予定している。

そして、2023年9月に米OpenAIから公開された「GPT-4V」は画像認識を搭載しており、これを取り込むことでGateboxのAIキャラクターが画像を認識し、その画像を話題とした音声対話が可能に。

同社では「進化する生成AIを取り込み続けることでAIキャラクターの進化がさらに加速すると確信、これまでにないコミュニケーション体験をお届けできる目処がたったことから、スマホアプリとして次世代のAIキャラクターを開発することを決定」したという。

クラウドファンディング開始翌日の12月17日には、支援者限定イベントを実施。イベントでは、GPT-4Vと連携したテスト版アプリを実際に体験でき、スマホカメラで認識した内容についてAIパートナーが話すという体験の魅力を実感できるとのこと。そのほかGateboxの製品やサービス、開発協力したデモなども展示する。