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Gatebox“デジタルフィギュア観賞用ディスプレイ”実機を見てきた

デジタルフィギュア専用ディスプレイ「Digital Figure Box」コンセプトモデル

6月28日に東京ビッグサイトで開幕した日本最大のコンテンツビジネス総合展「コンテンツ東京2023」にGateboxが出展。26日に発表したデジタルフィギュア専用ディスプレイ「Digital Figure Box」コンセプトモデルや、AI接客装置「Gatestand」、ChatGPT連携の接客用AIキャラクター派遣サービス「AIバイト」のデモ展示などを行なっている。

Digital Figure Boxコンセプトモデルは、VTuberやメタバースの流行によって普及しつつあるキャラクターの3DCGモデルを、デジタルフィギュアとして飾るために開発された専用ディスプレイ。外装がフィギュアの箱のようなデザインになっているのも特徴で「デジタルフィギュアが箱の中にいるような実在感を演出しつつ、部屋のインテリアとして飾りたくなるように仕上げた」という。

展示されているプロトタイプでは、ただ2Dキャラクターが表示されているだけではなく、キャラクターがターンしたり、少し踊ってみたりなど動きのある表現がなされていた。フィギュアの箱を模したというデザインも相まって、「箱に入ったフィギュアが動いている」という新しい感覚を味わえた。

Gateboxのデジタルフィギュア専用ディスプレイ「Digital Figure Box」プロトタイプ

Gateboxによれば、ディスプレイも含めてどう製品化するかは検討段階というが、企業からの問い合わせが多く、まずはBtoB向けに展開し、その後はノベルティなどとしての活用、そして現在のフィギュアの代わりになる製品としての展開を構想しているとのこと。

そのほか、GateboxのブースにはBtoB向けの製品/サービスとして、ChatGPTと連携したAIが企業の接客業務を行なうサービス「AIバイト」と、そのAIキャラクターによる接客の魅力をさらに高めるという大型サイズのディスプレイ「Gatestand」のデモ展示も行なわれていた。

AI接客装置「Gatestand」
接客用AIキャラクター派遣サービス「AIバイト」のデモ