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Mackie、初心者も使えるデジタルミキサーなど5種を今夏発売

「DLZ CreatorXS」

Mackieブランドを展開するLOUD Audioは、現地時間1月25日~29日に米アナハイムで開催された楽器見本市「2024 NAMM Show」にて、ポッドキャストやライブ配信用のコンパクトオールインワンデジタルミキサー「DLZ Creator XS」を含む、2024年発売予定の新製品5ラインナップ7モデルを発表した。日本では、音響特機 MACKIEブランドグループより、いずれも初夏頃に発売開始予定。

製品のラインナップと日本市場での店頭予想価格は次のとおり。なお価格は発売開始時期の為替レートにより変更となる場合がある。

  • DLZ CreatorXS 70,950円前後
  • MainStream 42,680円前後
  • ShowBox 113,520円前後
  • MobileMix 34,210円前後
  • ProFX6v3+ 37,180円前後
  • ProFX10v3+ 49,060円前後
  • ProFX12v3+ 62,480円前後

DLZ Creator XS

DLZ Creator XSは簡単に入力ゲイン設定ができるMix Agent機能を備えるため、初心者から上級者までユーザーレベルを問わず、ポッドキャストやYouTubeビデオ制作、ライブ配信において「プロレベルのサウンドを誰でも簡単にミックスすることができる」というデジタルミキサー。

2系統のマイクレベルをコントロールできるAutomixも利用でき、複数名が同時に発言しても、歪みのない最適なサウンドで配信ができる。Bluetoothで接続したスマートフォンの通話もミックスでき、Mix Minusを使えばスマートフォンからの音声をDLZ Creator XS経由で再度、相手方に送らず、通話音声にエコーやハウリングを起こさないという。

XLR/TRSマイクラインコンボ入力×2、6.3mm TRSモノラル入力×2、3.5mmステレオミニ入力×2、USB Type-Cなど幅広いインターフェイスを装備する。

MainStream

「MainStream」

MainStreamは、プログラマブル・コントロールキーを搭載したライブ配信/ビデオキャプチャーインターフェース。USB-CやHDMI、XLRなどの高品質な入出力を装備するほか、サンプルのトリガーやトランジションのコントロールなど、さまざな操作を割り当てられるプログラム可能なボタンを6つ備える。カスタマイズ可能な総合ソフトウェアMackie Matrixも付属。

ShowBox

「ShowBox」

ShowBoxは、バッテリー駆動のオールインワンPAシステム。弾き語りから小規模バンドまで対応可能な6chミキサーを搭載い。着脱式のミキシングコントローラーを備えているため、この6chミキサーを遠隔操作することもできる。

最大12時間駆動できるバッテリーを内蔵。400Wアンプも搭載し、パワフルなライブサウンドを楽しめるという。

MobileMix

「MobileMix」

MobileMixは、USBバスパワーやモバイルバッテリーで駆動できるコンパクトミキサー。本体底面にはモバイルバッテリーを収納するスペースも用意する。

2系統のモノラルマイク/楽器プリアンプ、ハウリングを回避可能なミックスマイナス機能を搭載したBluetooth入力、2系統のステレオ・ライン入力、2バンドEQ、3系統の最新エフェクトエンジンなどを搭載する。

ProFXv3+シリーズ

「ProFXv3+」シリーズ

ProFXv3+シリーズは、192kHz/24bitに対応したUSB-Cオーディオインターフェースを採用したプロ仕様のアナログミキサー。6chのProFX6v3+、10chのProFX10v3+、12chのProFX12v3+と、さまざまな用途や現場に合わせたバリエーションを用意する。

高品位Onyxプリアンプや、チャンネルEQ、アナログコンプレッションを使って音源を調整可能。本体にカラーLCDスクリーンを備え、ここで調整可能なGigFX+エフェクトを装備しており「プロフェッショナルスタジオクオリティのレコーディングやライブ配信を、誰でも簡単に行なえる」という。

ループバックモードを使うことでフィードバック、ハウリングを気にすることなくバックトラックに重ねて演奏したり、ゲームの配信も可能。録音モードを切り替えて、オリジナルまたはエフェクト処理済みのトラックを録音したり、ライブ配信やポッドキャストでは電話参加のゲストをBluetooth経由で専用チャンネルに取り込むこともできる。