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Playback Designs初のネットワークプレーヤー。247.5万円

MPS-X

ナスペックは、Playback Designsのブランド初となるネットワークプレーヤー「MPS-X」とDAC「MPD-6」を2月20日に発売する。価格はMPS-Xが2,475,000円、MPD-6が3,135,000円

MPS-X

DAC機能を持たないネットワークプレーヤー。同ブランドのDAC「MPD-8」や同時発売のMPD-6と組み合わせることで、デジタル回路とアナログ回路を確実に分離し、究極のパフォーマンスを実現する。同ブランドのDAC機器とは、専用のPLINK光接続で連携し、すべてのPCM、DSDの再生をサポートする。

共通アースを排除し、外部から混入するデジタルノイズを完全に遮断。出力側と入力側の双方にアルゴリズムによる強力なノイズフィルターを装備することで二重フィルタリングが可能となり、圧倒的な音質改善効果を生み出すという。

PC接続用のUSB Type-Bほか、USBメモリー用のUSB Type-A、同軸デジタル、光デジタル、AES入力を搭載。AES、同軸デジタル出力を使うことで、他社製DACと接続が可能。外形寸法は440×430×110mm(幅×奥行き×高さ)。重量は9kg。

MPD-6

DSD再生向けに卓越した技術を盛り込んだという新しいDAC。PLL回路を使用せずに完璧なジッターレス信号を取り出すことを可能としたPDFASに加え、DACチップに頼らず独自のアルゴリズムで入力信号をDSD変換するFPGAを搭載したディスクリート構成のDA回路を備えた。

USB、PLINK、AES、Coax、TosLinkの5系統のデジタル入力を装備。独自のクロックジェネレーター、ジッター、バッファリング・テクノロジーPDFASにより、DAプロセスに入る前にデジタル入力信号をクリーンアップするという。

独自のPLINKでは、より高品質で低ジッターの媒体をベースにしており、受信側の持つ信頼性の高いデコードにより極めてジッターの低い信号を必要とする非常に広帯域の通信リンクに使用。ジッターに対する外部からの影響が受けにくい状態を保ち、媒体の規定限界よりもはるかに低い帯域幅のプロトコルを使用する。

出力はデジタルがPLINK、アナログがXLRバランス、RCAアンバランスを各1系統備える。

出力インピーダンスは56Ω。消費電力は最大100W。外形寸法は440×430×110mm(幅×奥行き×高さ)。重量は9kg。